真実の久女―悲劇の天才俳人 1890‐1946

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真実の久女―悲劇の天才俳人 1890‐1946

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  • サイズ B6判/ページ数 387p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784865780826
  • NDC分類 911.36
  • Cコード C0095

出版社内容情報

多くの俳句を収録した、渾身の評伝!
――「花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ」
師・高浜虚子に忌避され『ホトトギス』同人から除名、情熱が迸るあまりの奇行、家庭内の不和……根拠のない伝説でしか語られてこなかった杉田久女の、句作を主にした実像に、初めて迫る。俳人としての生き方を貫いた女性の生涯とは。
俳人協会評論賞受賞作、待望の再版! 旧版出版後の新資料をふまえて加筆された決定版。

坂本 宮尾[サカモトミヤオ]
●坂本宮尾(さかもと・みやお)
1945年大連生。英文学者、東洋大学名誉教授。
71年、東京都立大学大学院修了(英米演劇専攻)。のちロンドン大学およケンブリッジ大学に留学。東京女子大学入学後、1966年同大学の白塔会で山口青邨の指導を受けて俳句を始める。1976年青邨主宰の「夏草」の新人賞を受賞、80年に同人に。仕事や家庭の事情によりしばらく句作を中断後、90年に「夏草」に再入会、同年に創刊された有馬朗人主宰の「天為」・黒田杏子主宰の「藍生」に参加、93年には藍生賞を受賞。2004年には評伝『杉田久女』で第18回俳人協会評論賞を受賞。2015年、第6回桂信子賞を受賞。
句集に『天動説』『木馬の螺子』、句文集『この世は舞台』。英文学関係の著書に『オーガスト・ウィルソン――アメリカの黒人シェイクスピア』、訳書にオーガスト・ウィルソン『ジョー・ターナーが来て行ってしまった』『ピアノ・レッスン』『フェンス』等。

内容説明

従来の“久女伝説”を覆す、渾身の評伝!!高浜虚子の『ホトトギス』同人除名問題などから、根拠のない“伝説”が横行していた悲劇の人、杉田久女。その実像に、多くの秀れた俳句を丁寧に鑑賞しつつ、初めて迫る。俳人協会評論賞受賞作に、その後発見された新資料をふまえ加筆された決定版!

目次

第1章 俳人久女の誕生まで―大正時代
第2章 俳人として立つ決意―昭和六年まで
第3章 主宰誌「花衣」―昭和七年
第4章 創作活動に没頭―昭和八年から十年まで
第5章 句集出版の難航―昭和八年から
第6章 同人削除以後―昭和十一年から
第7章 虚子の「国子の手紙」再考
第8章 久女の没後
補章 新資料の発見から

著者等紹介

坂本宮尾[サカモトミヤオ]
1945年大連生。英文学者、東洋大学名誉教授。1971年、東京都立大学大学院修了(英米演劇専攻)。のちロンドン大学およびケンブリッジ大学に留学。東京女子大学入学後、66年同大学の白塔会で山口青邨の指導を受けて俳句を始める。76年青邨主宰の「夏草」の新人賞を受賞、80年に同人に。90年に「夏草」終刊にともない創刊された有馬朗人主宰の「天為」・黒田杏子主宰の「藍生」に参加。2004年には評伝『杉田久女』で第18回俳人協会評論賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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佐島楓

52
俳句についての解説が今まで読んだ中では一番多く、明るくない私にはありがたかった。最近発見された資料も紹介されており、これからの研究の大きな助けになると思う。2016/11/21

ないとう

0
俳句の事はよくわからないが旧居が近くにあることもあり読む。 大正〜昭和の女性の社会進出、高浜虚子師匠との件、ドラマがありのちの小説家が題材にしたのもわかる。この本は大学の研究者でもある方が書かれているので検証も丹念で詳細です。2024/08/24

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