内容説明
この冤罪がマンションを狭く高額にした!2005年11月に発覚した「耐震偽装マンション・ホテル」事件―本書で当事者が告白する真相は、テレビや新聞の報道とあまりにもかけ離れている。しかも警察や検察、報道機関が犯した数々の失態の責任はすべてうやむやにされたままだ。
目次
第1章 正夢(日本の住宅が狭いのは「当たり前」のことなのか?;「ウサギ小屋」から一〇〇平方メートル超の家へ ほか)
第2章 発覚(「事件」前夜;前祝い ほか)
第3章 不覚(妄想の産物だった耐震偽装“組織犯罪”の構図;森田氏の遺書 ほか)
第4章 無念(量刑の理由;事件を招いた国交省の「不備」 ほか)
著者等紹介
小嶋進[オジマススム]
元・実業家。首都圏に専有面積一〇〇平方メートル以上のマンションを、庶民でも買える価格で供給し、注目を集めた中堅不動産デベロッパー「ヒューザー」の元社長。1953年、宮城県生まれ。2005年に発覚した、いわゆる「耐震偽装事件」で詐欺容疑に問われる。翌2006年に逮捕され、三〇〇日以上身柄を拘束される。2011年、最高裁で懲役三年、執行猶予五年の刑が確定した後も、無実を訴え続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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