出版社内容情報
本書は、『市政週報』『都政週報』の記事内容を手がかりに、人的・物的資源の動員が、戦時体制下の首都東京でどのようにおこなわれたのかを、非常時での危機管理のあり方にも留意して、戦時下の広報活動を通して考察するものである。総力戦システムと市民生活とのかかわりを考察するにあたっては、貯蓄奨励、母性保護、資源愛護、防空、健兵健民、代用食、町会隣組、学童疎開など、戦時体制を象徴する主要キーワードをいくつか選定し、キーワード別に、戦局の推移とともに、行政がどのような情報を、どのように市民に発信していったのか-とくに誌面を飾ったスローガンやキャッチフレーズに注目しながら、検討していくことにする。
なお、市政週報と都政週報が各時期に抱えた課題と、誌面の構成や雰囲気を理解しやすくするため、巻末に総目次を付した。
本書は、『市政週報』『都政週報』の記事内容を手がかりに、人的・物的資源の動員が、戦時体制下の首都東京でどのようにおこなわれたのかを、非常時での危機管理のあり方にも留意して、戦時下の広報活動を通して考察するものである。総力戦システムと市民生活とのかかわりを考察するにあたっては、貯蓄奨励、母性保護、資源愛護、防空、健兵健民、代用食、町会隣組、学童疎開など、戦時体制を象徴する主要キーワードをいくつか選定し、キーワード別に、戦局の推移とともに、行政がどのような情報を、どのように市民に発信していったのか-とくに誌面を飾ったスローガンやキャッチフレーズに注目しながら、検討していくことにする。
なお、市政週報と都政週報が各時期に抱えた課題と、誌面の構成や雰囲気を理解しやすくするため、巻末に総目次を付した。
http://www.soumu.metro.tokyo.jp/01soumu/archives/0604t_kiyo36.htm
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