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昭和二十三年七月、当時の占領軍の強制によって日本の警察制度は根底から改革され、国家地方警察と自治体警察が設けられ、人口五千人以上の都市には自治体警察が置かれることとなった。
この自治体警察はいうまでもなく米国の制度を移したものであったが、明治五年の東京の番人制度も英国の制度にならったものであり、前者は強制的に、後者は自主的に採用されたという相違はあっても、共に実情を無視した上からの押付的のものであった。
http://www.soumu.metro.tokyo.jp/01soumu/archives/0604t_kiyo22.htm