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出版社内容情報
Boogiepop Crucify "The Opposite Fairy Speech Of Limit-Gray"
『これを見た者の生命と同じだけの価値あるものを盗む』――って、こんなの出されたらどう思う? 自分にそんな宝物あるのかな、って灰色の気分にならない? いや、わたしは嫌だな……末真和子が予備校で奇妙な紙切れと出逢うとき、世界の限界が少しだけ崩れ落ちる。すべてを嘲笑う邪悪な妖精プルハ・メルハの影に生徒たちが心を削り取られていき、炎の魔女さえも敵となって立ちはだかる宿命に、末真は何を選択するのか。 疑心と不安に追い詰められた者たちが暴走する中で、死神ブギーポップに生け贄として磔にされるのは誰なのか。そして謎の予告状の〈怪盗〉は何を狙う――?
【目次】
Color 1 磔刑の黄色 -crucifixion yellow-
Color 2 幻影の銀色 -phantom silver-
Color 3 妄想の青色 -delusional blue-
Color 4 限界の灰色 -limit gray-
Color 5 妖精の茜色 -fairy red-
Color 6 錯誤の紫色 -false purple-
Color 7 激怒の闇色 -rage black-
Color 8 虚空の空白 -empty space-
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
藤崎
1
えっ飴屋さん出るの!? ってわくわくしながら読み始めたら宮下藤花と末真和子のファーストエピソードに横合いから思い切り殴りつけられる。そんな感じの、不安と銀色とそれから熱のお話。ところでしれっと妖精ビビらせてるブギーさんに爆笑。後P260。息継ぎしなくていい能力か何かか? ともあれ、時系列がかなり初期寄りのため事を起こす前の人が顔見せしてたりしてますが、「不安」が描かれる中で「結末」を知りながら「どうせ」みたいな諦観が浮かんでこないのは、この作品に通じる奇妙な前向きさが表れてる気がして中々興味深い感覚でした2026/06/10




