都史紀要02 市中取締沿革

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都史紀要02 市中取締沿革

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  • サイズ 四六判/ページ数 224p/高さ 18.7cm
  • 商品コード 9784865691030
  • Cコード C0021

出版社内容情報

はしがき

幕末から明治初年にかけての江戸は混乱の状態で、従来幕府のもっていた警察制度では手の下しようもない事態が次々に起った。
幕府は手兵や諸大名の兵を動員してその取締りに当てたが、形勢の切迫するに従って、江戸の治安の乱れも甚だしく、当局者も狼狽の姿で、対策にも方針確立の暇もなく只有たけの兵を繰り出してそれに当てたような形である。
維新後東京となっても治安状態は依然たるものであり、新政府も未だ方針が定まらず大体幕府時代に做って旧旗本や諸大名の兵を用いて市中取締りに当たらせた程度で、明治四年廃藩置県が行われ、それに伴って東京に邏卒の制度の置かれるまでは、全く混乱の時代であった。
この混乱の中から、十分でない資料にたよって筋道を掴むことは困難な仕事であって、それを志したこの「市中取締沿革」も到底十分のものとは云えない。前に謄写版で刊行したものを此度活版にするに当り補正を加えたけれども、なお及ばない点は少くない。
http://www.soumu.metro.tokyo.jp/01soumu/archives/0604t_kiyo02.htm