内容説明
お釈迦さま八十歳の時、常随の阿難とともに、クシナガラで荼毘に付されるまでの、最後の旅を克明に語る。「自灯明・法灯明」のお釈迦さまの教えのもと、弟子たちが執り行ったお釈迦さまの葬儀の様相を述べ、さらには現代の浄土真宗の葬儀への思いについても論じた講義録。
目次
1 お釈迦さま最後の旅(はじめに;王舎城耆闍崛山 ほか)
2 お釈迦さまの葬儀(最初の通夜;頭北面西右脇に臥す ほか)
3 真宗における葬儀(「正信偈」を読誦;臨終勤行の意味 ほか)
附 インド周辺、仏教以外の葬法(棄葬;ヒンズー教の火葬と水葬 ほか)
著者等紹介
豊原大成[トヨハラダイジョウ]
昭和5年9月生まれ。昭和28年京都大学文学部(哲学科・仏教学)卒業。昭和31年同大学大学院修士課程修了。昭和33年~35年インド、ベナレス・ヒンズー大学大学院博士課程。浄土真宗本願寺派元総長・津村別院兼堺別院、築地別院元輪番・全日本仏教会元理事長・本願寺派宗会議員。西宮・西福寺住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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