出版社内容情報
文系でも必須です!
「100年に1度の~」にはどういう根拠があるのか? 人類は100mをどれだけ速く走れるのか?人類究極の超高齢は何歳? ――これらの疑問に答えることができるのが「極値統計理論」。
滅多に起きない事象に注目する「極値統計理論」のヤバイ凄さを、わかりやすい事例を挙げて説明。どのように考えればいいのか、極力数式を使わずに解説。人類未経験の事象を予想する方法が理解できる。併せて「極値統計」につながる一般的な統計の考え方についてもレクチャー。
データサイエンスがものを言う時代、理系・文系を問わず必読、「極値統計理論」の入門書。
内容説明
人類未経験の事象を予想する方法。「100年に1度の~」にはどういう根拠があるのか?人類は100mをどれだけ速く走れるのか?人類究極の超高齢は何歳?「極値統計理論」の凄さを、わかりやすい事例を挙げ、極力数式を使わずに解説。データサイエンスがものを言う時代、理系・文系を問わず必読。
目次
1 極値統計を知るための基礎知識(ジャンボ宝くじで1等が当たるヤバイ確率―宝くじの確率と他のヤバイ確率を比較してみる;イチロー選手の連続試合安打記録―ジョー・ディマジオ選手はもっとヤバイ記録を…;PCR検査とベイズ統計―検査数を絞った理由を検証してみよう;株価相場とブラックスワン―「正規分布・標準偏差」と「極値統計理論」;人はなぜ統計にだまされるのか?―統計的に5%は無視していい? ほか)
2 極値統計の世界へ(極値理論プロローグ;There’s always a bigger fish!;3のルール;統計的推定;数式モデルの選定 ほか)
著者等紹介
江勝弘[コウカツヒロ]
長崎県生まれ。小さい頃は体が弱く本ばかり読んでいて、本好きになった。早稲田大学理工学部にて電気工学を学んだ後、1978年に日立製作所に入社。日立製作所と日本マイクロソフト社の合弁会社の社長を務めた後、日立オムロンにて常務取締役を経験した。共著の日間賀氏とは指静脈を利用した生体認証(バイオメトリクス)事業を海外への展開も含め一緒に推進した関係。現在は(株)ウェッブアイ社顧問として各種プロジェクトを担当している。著書『理系・文系「ハイブリッド」型人生のすすめ』(言視舎)あり
日間賀充寿[ヒマガミツトシ]
三重県生まれ。小学生時代にそろばん塾に通う友人に暗算で負けて算数が嫌いになる。名古屋大学工学部・同大学院情報工学研究科を修了後、1995年日立製作所入社。1999~2001年、英国ロンドン大学(KCL)に留学し、Department of Physicsにて医用画像処理技術の研究に従事、同大学より博士号取得(Ph.D.)。帰国後、現在に至るまで主に画像処理・パターン認識技術開発に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。