薬の相互作用としくみ (新版)

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薬の相互作用としくみ (新版)

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  • サイズ B5判/ページ数 648p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784822200879
  • NDC分類 491.5
  • Cコード C3047

出版社内容情報

薬物相互作用のメカニズムを薬理学などの最新知見に基づき詳説。系統立てて学べ、相互作用を予測するための実践力が身に付く。薬の相互作用は、“しくみ”から類推せよ!

どんな相互作用が起こり得るのか、どう対応すべきか、
基礎から実践まで、相互作用をまるごと学べる必読書

新薬(約80成分)の相互作用はもちろん、最新の添付文書改訂情報も反映。
大幅に刷新した「新版」発刊。

薬物相互作用の発現機序(しくみ)を薬理学・分子生物学の最新知見に基づいて詳説するとともに、相互作用を引き起こす薬剤の組み合わせと起こり得る結果を一覧表にまとめました。

2016年度調剤報酬改定では、「重複投薬・相互作用等防止加算」の報酬も引き上げられました。患者の服薬情報(OTC薬や健康食品を含む)を一元的に把握し、これまで以上に相互作用に目を光らせ、処方医と連携しながら、安全で有効な薬物治療を支えていくことが求められています。

本書は、薬物相互作用を系統立てて学べる、他に類をみない実践テキストとして、薬剤師必携の一冊です。

【主な特長】
 ● 薬物相互作用の発現機序(しくみ)を徹底解説
 ● 新薬(約80成分)の相互作用をカバー
 ● 最新の添付文書改訂情報を反映
 ● 必見!患者対応のコツをつかむ「症例」が満載
 ● 併用禁忌薬は、一覧表ですばやくチェック
 ● 飲食物と医薬品の相互作用も網羅

1.薬物相互作用とは
2.相互作用に注意すべき薬剤
3.薬剤師としてどう対処すべきか

第1部 薬動態学的相互作用

第1章 消化管吸収
第1節 物理化学的変化
 1.金属との錯体(キレートなど)形成
 2.吸着
 3.結合(イオン交換、酸塩基結合など)
第2節 抗菌薬による腸内細菌叢の変化
第3節 消化管運動の変化
 1.難溶性薬剤の溶解
 2.胃排出時間と初回通過効果
 3.薬剤の分解
第4節 消化管内のpH 変化
 1.胃内での溶解性の変化
 2.解離度の変化
 3.酸による分解、析出、苦味発現
 4.製剤特質の変化
第5節 消化管粘膜上皮細胞膜のトランスポーター (第4章)
第6節 消化管吸収に関わるその他の相互作用

第2章 分布
第1節 血漿タンパク結合
第2節 血液組織関門
 1.血液脳関門( BBB )
 2.肝分布 (第4章)

第3章 腎排泄
第1節 NSAIDs による糸球体濾過量の減少
第2節 トランスポーターの阻害・競合 (第4章)
第3節 尿酸の再吸収・分泌の変化
第4節 近位尿細管でのリチウム(Li)、抗菌薬の再吸収
第5節 尿pH の変化
第6節 腎排泄に関わるその他の相互作用

第4章 薬物トランスポーター
第1節 トランスポーターの分類
 1.ABC トランスポーター
 2.有機イオントランスポーター
 3.ペプチドトランスポーター
第2節 消化管吸収に関わるトランスポーター
 1.P 糖タンパク質( P-gp )
 2.MRP2、P-gp 誘導および阻害
 3.アミノ酸トランスポーター
 4.PEPT1
 5.OATPs
第3節 血液組織関門に関わるトランスポーター
 1.血液脳関門( BBB )に関わるトランスポーター
 2.血液胎盤関門に存在するトランスポーター
第4節 肝分布・胆汁中排泄に関わるトランスポーター
 1.OATP2
 2.OAT2
 3.ABCトランスポーター
第5節 腎排泄に関わるトランスポーター
 1.P糖タンパク質( P-gp )
 2.OCTファミリー
 3.OATファミリー
 4.その他のトランスポーター

第5章 CYP450による代謝
第1節 CYP450と薬物相互作用
 1.生体内におけるCYP450の役割と種類
 2.CYP450が関与する相互作用の考え方
 3.相互作用への対処法
 4.CYP450の遺伝子多型と薬効
 5.フラビン含有モノオキシゲナーゼ( FMO )
第2節 CYP450阻害に起因する相互作用
 1.CYP450との結合・複合体形成による阻害
 A.イミダゾール系薬
 B.ヒドラジン系薬
 C.マクロライド系薬、ケトライド系薬
 D.エチニルエストラジオール
 E.クロラムフェニコール系薬
 F.チクロピジン塩酸塩
 G.クロピドグレル硫酸塩
 H.サルファ剤
 2.同一CYP450 分子種による代謝の競合阻害
 3.阻害機序不明
 A.非特異的阻害
 B.特異的阻害
 4.CYP450 阻害の影響を受けやすい薬剤
 5.CYP450 阻害に起因するその他の相互作用

第3節 CYP450 誘導に起因する相互作用
 1.CYP450 誘導薬剤と相互作用
 2.薬物代謝酵素の誘導機序
 3.アルコールによるCYP450 誘導
 4.アセトアミノフェンによる肝毒性の発現
 5.抗てんかん薬によるビタミンD の不活性化と骨軟化症
 6.ビタミンA の体内動態とCYP3A4 誘導
第4節 二相効果

第6章 その他の薬物代謝酵素(系)
第1節 ウラシル脱水素酵素
第2節 キサンチンオキシダーゼ
第3節 アルコール代謝酵素系
第4節 抱合
 A.グルタチオン抱合
 B.グルクロン酸抱合
 C.硫酸抱合
 D.アセチル抱合
第5節 モノアミンオキシダーゼ(MAO)/
 カテコール-O- メチル基転移酵素(COMT)
第6節 コリンエステラーゼ
第7節 チオプリンメチルトランスフェラーゼ
第8節 エポキシド加水分解酵素
第9節 葉酸代謝
第10節 カルボキシエステラーゼ


第2部 薬力学的相互作用

第7章 薬の作用に起因する相互作用
第1節 中枢神経系抑制および興奮
 1.拮抗作用
 2.協力作用
 3.中枢神経系に作用する薬剤の注意点
第2節 末梢神経系
 1.交感神経系
 A.協力作用
 B.拮抗作用
 2.副交感神経系
 A.抗コリン薬、コリン作動薬
 B.運動神経遮断薬(筋弛緩作用)
 C.自律神経節遮断薬
第3節 MAO阻害
第4節 ヒスタミン

第5節 心機能促進および抑制、QT延長
第6節 血管拡張および収縮
第7節 血液凝固抑制および促進
第8節 血糖値低下および上昇
 1.血糖値を変動させる薬剤と相互作用
 2.糖尿病用薬の作用機序と注意点
 3.メタボリックシンドローム
 4.非定型抗精神病薬と糖尿病
 5.糖尿病合併症の発症要因と治療法
 6.糖代謝のメカニズム

第8章 薬の副作用に起因する相互作用
第1節 痙攣、パーキンソニズム
 1.痙攣
 2.薬剤性パーキンソニズム
第2節 低K血症、高K血症
第3節 血液障害
第4節 NSAIDsの副作用
 1.消化性潰瘍
 2.腎機能への影響
 3.アスピリン喘息
 4.スティーブンス・ジョンソン症候群、中毒性表皮壊死症
 5.ライ症候群
 6.不妊症、心筋梗塞
 7.その他
第5節 その他の副作用
 1.横紋筋融解症
 2.肝機能障害
 3.内耳神経障害および腎障害
 4.光線過敏症
 5.間質性肺炎

付録
付A 5-HT(セロトニン)
 1.うつ病、統合失調症
 2.末梢循環不全
 3.催吐、下痢型IBS抑制作用
 4.消化管運動賦活
 5.片頭痛
付B PDE(ホスホジエステラーゼ)
 1.血管系(血管平滑筋・内皮、血小板)
 2.心筋
 3.気管支平滑筋、炎症細胞
 4.海綿体平滑筋、肺組織
付C 受容体
 1.Gタンパク質共役型受容体
 2.チロシンキナーゼ関連型受容体
 3.核内受容体
 4.受容体が関わる薬理作用とメカニズム
 (分子標的治療薬が関与する相互作用は571ページ)
付D 動脈血栓症
 1.ずり応力惹起血小板凝集
 2.抗血小板療法
 3.急性冠症候群
 4.経皮的冠動脈インターベンション
付E 飲食物・嗜好品(21品目)と薬の相互作用

一般索引
薬剤名索引


コラム目次

第1章
1 Al 脳症・骨症
2 ビスホスホネートとスタチンによるプレニル化阻害
3 高用量抗菌薬とPK-PD 理論
4 尿毒症毒素(ウレミックトキシン)のインドキシル硫酸
5 高コレステロール血症治療薬の作用機序
6 脂質の消化・吸収における胆汁酸の役割
7 アレルギーに対するプロバイオティクスの効果
8 腸肝循環と腸内細菌
9 耐性乳酸菌製剤と酪酸菌製剤
10 ヘンダーソン・ハッセルバルヒ式
11 弱酸性薬剤と弱塩基性薬剤の判別と相互作用
12 アジスロマイシンの作用機序と解離度

第2章
13 血漿タンパク結合と薬剤の極性
14 血漿タンパク結合置換による相互作用の起こりやすさ

第3章
15 利尿薬と血清K・Ca値
16 アセタゾラミドの作用機序
17 AT1 拮抗薬と利尿薬の配合剤およびレニン阻害薬の効果

第4章
18 アンカートランスポーターMATEが関与する相互作用
19 カルニチン欠乏症を引き起こす薬剤と相互作用
20 バルプロ酸Naと三環系抗うつ薬による相互作用の発現機序
21 セチリジンと光学異性体の輸送
22 高尿酸血症の原因は腸BCRP機能低下
23 抗うつ薬の作用発現とP-gp
24 糖尿病とBBBのP-gp
25 ボセンタンによる肝障害の発現機序
26 肝MRP3、MRP4の役割
27 血流量の変化に起因する相互作用

第5章
28 代謝と薬効の関係
29 コデインは授乳婦に投与禁忌
30 CYP1A1が関与するリオシグアトの相互作用
31 ニコチン代謝とCYP2A6
32 CYP2B6が関与する相互作用
33 CYP2J2が関与する相互作用
34 CYP4Fサブファミリーの機能
35 CYP450の阻害と核内受容体
36 イトラコナゾールによる爪白癬治療
37 PPI 長期投与によるcollagenous colitis(CC)と骨粗鬆症
38 14員環マクロライド系薬の様々な作用
39 ラパチニブが関与する相互作用
40 スタチン系薬が関与する相互作用
41 構造式からみたキノロン系薬のCYP阻害作用
42 バルプロ酸、ソマトロピンによるCYP3A4 およびP-gp誘導機序
43 炎症反応によるCYP450の発現抑制
44 核内受容体の転写共役因子(co-factor)

第6章
45 アルコール誘発喘息
46 カルバペネム系薬とバルプロ酸の相互作用
47 UGTの分子種と遺伝子多型
48 チオプリン系薬の代謝と骨髄毒性

第7章
49 メラトニン受容体作動薬とオレキシン受容体拮抗薬
50 カフェインが関与する相互作用
51 セカンドメッセンジャーの働き
52 SSRI、SNRI、NaSSAと緑内障、下部尿路閉塞
53 抗認知症薬の作用機序
54 経口腸管洗浄剤による腸管穿孔
55 ピペリジン系薬とQT 延長
56 副甲状腺ホルモンの血管平滑筋・心筋への作用
57 RA 系阻害薬の作用機序
58 血管拡張因子と収縮因子
59 エンドセリンと肺高血圧症
60 誤嚥性肺炎の予防にACE 阻害薬が有効?
61 血栓形成のメカニズム
62 抗血栓薬服用患者の抜歯・手術への対応
63 ダビガトランの投与中は出血、腎機能障害に留意
64 メトホルミンの作用機序
65 チアゾリジン系薬による体液貯留の発現機序
66 糖尿病合併高血圧患者におけるアリスキレンとRA 系薬との併用
67 甲状腺ホルモンが関与する相互作用

第8章
68 アデノシンA2A 受容体拮抗薬の作用機序と特性
69 定型抗精神病薬と非定型抗精神病薬
70 ドパミン作動薬、抗ドパミン薬の副作用とドパミン受容体
71 バソプレシンと低Na 血症、高Na 血症
72 Mg 含有製剤と高Mg 血症
73 エイコサノイドの合成とNSAIDs
74 COX3 の発見と解熱鎮痛薬の作用機序
75 イヌイットに動脈硬化が少ない理由
76 アスピリンおよびNSAIDs の抗血小板作用
77 NSAIDs による大腸癌予防効果
78 副腎皮質ホルモン製剤の副作用
79 薬剤性のネフローゼ症候群と急性腎不全
80 ポルフィリン症の発現機序
81 漢方薬の成分による副作用


杉山 正康[スギヤマ マサヤス]

内容説明

薬物相互作用の基礎から実践まで全てがここにある!薬物相互作用を発現機序(しくみ)別に詳説。糖尿病治療薬、抗血栓薬、抗HCV薬、分子標的薬…新薬約80成分の相互作用をカバー。「症例」で患者対応のコツをつかむ。

目次

第1部 薬動態学的相互作用(消化管吸収;分布;腎排泄;薬物トランスポーター;CYP450による代謝;その他の薬物代謝酵素(系))
第2部 薬力学的相互作用(薬の作用に起因する相互作用;薬の副作用に起因する相互作用)

著者等紹介

杉山正康[スギヤママサヤス]
杉山薬局代表取締役。医学博士、薬学博士。1981年福岡大学薬学部卒。久留米大学医学部医化学講座講師、米国テキサス大学・ニューヨーク大学留学などを経て、1997年に杉山薬局を開設。現在、福岡県と山口県に保険薬局を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。