内容説明
繁盛する店をつくるにはどうしたらいいのか?店の演出法は?原価計算は?到来する危機には、どう向き合えばいいのか?すべて「ガッツおじさん」が教えてくれます。浅草橋名物「ガッツおじさん」の波瀾と感動の物語!
目次
第1章 奇跡の劇場居酒屋―祝祭空間を演出(行列ができるランチブッフェは3回転;劇場居酒屋)
第2章 時流に乗る―独立開業から多店舗展開へ(7年間の板前修業;ホテル総料理長から独立へ ほか)
第3章 どん底に残されたもの―バブル崩壊から苦難の道へ(いきあたりばったりのつけ;バブル崩壊の荒波 ほか)
第4章 一歩一歩―支えてくれたのは「家族力」(再生への道;総力戦―家族のちから ほか)
著者等紹介
嵯峨完[サガミツル]
1948年宮城県仙台市生まれ。宮城工高卒業後、板前修業のため上京。両国パールホテル総料理長を経て独立。波瀾万丈の店舗経営を経験し、現在も行列ができる繁盛店「おさかな本舗 たいこ茶屋」を経営する。お刺身食べ放題のランチ、マグロ解体ショー、じゃんけん大会、「ガッツおじさん」の活動、その独創に富んだアイデアは高く評価され、マスコミの露出も多い。レインボータウンFM「ヒアタルシアタル」にレギュラー出演中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぱんぷきん
1
東京にあり、ガッツおじさんと呼ばれる店主が営む居酒屋・たいこ茶屋を解説した1冊。昼はビュッフェ形式の海鮮食べ放題、夜はマグロの解体ショーで盛り上げる居酒屋とのこと。これまでの人生で関わってきた人への感謝が実名入りで述べられており、宣伝目的ではなく、感謝の気持ちから本書が刊行されているように思う。著者の料理人としての人生はバブルから現在に至るまでの景気の動向を大きく受けており、個人経営の居酒屋にとっていかに荒波だったかが伺えた。破天荒だけど、著者を支える家族がいて、その力を糧に今後も頑張って欲しい。2022/01/26