生きることばへ―余命宣告されたら何を読みますか?

個数:
電子版価格
¥1,760
  • 電子版あり

生きることばへ―余命宣告されたら何を読みますか?

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月17日 23時29分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 272p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865651553
  • NDC分類 902
  • Cコード C0036

内容説明

病を得て余命宣告された硬派ジャーナリストの最後の仕事は、死に直面した文化人たちの格闘を読み解き、伝える連載だった。戦没画学生の絵、闘病記、広島、水俣、東日本大震災、沖縄、「自死」…絶筆となった渾身の連載稿に、並行して書かれた詳細な日記を付す。

目次

「生きることばへ」(「命の叫び」を画布に―戦没画学生慰霊美術館「無言館」;病を楽しむという境地―俳人・正岡子規「小さな世界」の輝き;豊かな感受性と闘う意志―スーザン・ソンタグ 生の美しさ、揺るがない軸;恐れに屈しない快活さ―中江兆民「一年半は悠久なり」;祈りを収める小さな函―高見順「なまの感慨」;無数の死の悲しみを受けて―原民喜 生と死の記憶を胸にたたえ;日常の奥底、止まる時間―被爆者にとっての記憶とは;特攻というあまりに特殊な死の形態―戦争による生死の意味;原爆から水俣へ―「なぶりもの」にされた人々の現実;「海と陸の精霊」が交歓する世界―悲しみを引き受け希望を胸に 石牟礼道子 ほか)
日記(金子康代編)

著者等紹介

金子直史[カネコナオフミ]
1960年、東京生まれ。84年、東京大学教養学部卒。同年、共同通信社に入社。広島支局、大分支局、那覇支局などを経て、95年から本社文化部に。演劇、文芸などを担当しつつ戦後日本を捉え直す骨太な連載を執筆。2010年、文化部長、13年、編集局次長、15年、長野支局長、16年、本社編集局企画委員、18年、闘病しながら本書のベースとなる連載を完結させるも、同年9月、大腸がんのため死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

最近チェックした商品