出版社内容情報
認知症の両親の介護と、仕事の両立を余儀なくされたジャーナリストの著者が下した結論は、《認知症を力強く、笑い飛ばしてしまえ!》笑っていいんです!
80歳以上の約4割が認知症かその予備軍。だれもが他人事ではいられなくなったこの病気とどう付き合うか? 両親がアルツハイマー型認知症と診断され、介護と仕事の両立を余儀なくされたジャーナリストの著者が下した結論は――《認知症を力強く、笑い飛ばしてしまえ!》です。
その結果生まれたのが本書。赤裸々に病気の現場をレポートします(写真も多数)。「理不尽」で「理路不整然」な出来事に唖然。顔で笑って心で泣いてもしばしば。でも、病と正面から向き合います。そして方言という生の声で伝えます。この経験は、必ず同じ境遇の方を勇気づけ、希望の一冊となるはずです。
木部 克彦[キベ カツヒコ]
著・文・その他
内容説明
両親がアルツハイマー型認知症と診断され、介護と仕事の両立を余儀なくされたジャーナリストが下した結論は―“認知症?だからどうした!笑い飛ばしてしまえ!”です。本書は、著者親子による、人生の終盤を、人として楽しく、豊かに、生きがいを持って暮らすための「社会実験」なのです。
目次
1 「アルツハイマー型認知症です」
2 父親、ひとりになる
3 理路不整然を楽しむ境地
4 老境、ひとつの高みに
5 なっから調子よさげじゃねえっきゃあ
6 母帰宅、新たな闘いの日々
著者等紹介
木部克彦[キベカツヒコ]
1958年群馬県生まれ。新聞記者を経て文筆業・出版業。明和学園短大(前橋市)客員教授。「地域文化論」「生活と情報社会」などを講義。群馬県文化審議会委員。食・料理・地域活性化・葬送・社会福祉などの分野で取材・執筆。企業経営者・政治家をはじめ、多くの人たちの自分史・回想録出版も数多く手がけ「自分史の達人」と評される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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