出版社内容情報
BSジャパンの人気番組「あの年、この歌」の監修者が、TVでは語れないところまで語る!「時代と歌」の密接な関係をこまかく解説。BSジャパンの人気番組「あの年、この歌」の監修者が、TVでは語れないところまで余すところなく語った!
破壊と創造の60年代、新しい社会への過渡期70年代、そしてバブルの80年代と昭和の終わりまで、「時代と歌」の密接な関係をこまかく解説。歌とともによみがえる「あの頃」。
フォーク/ニューミュージックVS歌謡曲という著者ならではの視点から、歌の流れを再構成。
「あの曲」が違って聞こえてくる。忘れられかけていたアーティストも再評価。
▼INTRODUCTION:「この歌」は「あの頃」をつれてくる
▼60年代:破壊と創造の時代の歌:/カレッジフォークと関西フォーク/自前のポップスをつくろうとする流れ/GSブームほか
▼70年代前半:フォーク黄金時代VS歌謡曲/吉田拓郎ほかフォーク陣営/70年藤圭子/抒情派フォークの背景/73年花の中三トリオと「スター誕生」
▼70年代後半:ビッグビジネス化するフォークそして「ニューミュージック」/四畳半からワンルームへ・荒井由実デビュー/75年2月5日は名曲の日/ピンクレディーの意味とニューミュージックの勝利
▼80年代:言葉からビートへ/80年代初頭を席捲した「ハイブリッド」ほか
富澤 一誠[トミサワ イッセイ]
著・文・その他
内容説明
歌が時代をつくり、時代が歌をつくった。BSジャパンの人気番組「あの年この歌~時代が刻んだ名曲たち~」の監修者&コメンテーターが、TVでは語れないところまで余すところなく語った!
目次
少し長いINTRODUCTION―この歌は「あの頃」をつれてくる
60年代“破壊と創造”の時代の歌―胎動するフォーク、GSほか和製ポップス、王道の歌謡曲(和製フォークを生んだ関東カレッジフォーク;関西フォークのメッセージ性 ほか)
70年代前半“新しい社会”の助走―フォーク黄金期vs歌謡曲(1970年、富澤一誠、フォークと出会う;70・71年、フォーク“陣営”が形成されつつあった ほか)
70年代後半“過渡期”の感覚―ビッグビジネス化するフォーク、そして「ニューミュージック」(フォークが歌謡曲と肩を並べた;四畳半からワンルームへ―「ニューミュージック」 ほか)
80年代―やがて“バブル”―言葉からビートへ(時代はポップス、ビートロック時代へ;80年代初頭を席捲した「ハイブリッド」 ほか)
著者等紹介
富澤一誠[トミサワイッセイ]
音楽評論家。1951年、長野県須坂市生まれ。東京大学中退。71年、音楽雑誌への投稿を機に音楽評論活動に専念。J‐POP専門の音楽評論家として、独自の人間生きざま論を投影させ、広く評論活動を展開。レコード大賞審査委員、尚美ミュージックカレッジ専門学校客員教授、尚美学園大学副大長も務めている。パーソナリティー&コメンテーターとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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