内容説明
笑う地域活性本。各種指標が示す幸福度、独自の商法、オンリーワンな企業、食の王国「富山湾」、水の恵み…そんな「すごさ」が、県外へはもちろん県内にも伝わっていません!地味で自己主張が苦手をいまこそ卒業しましょう。宿敵・金沢へのホンネも解禁。
目次
第1章 富山ってどんなところ?(ランキングで見てみれば~数字・統計で見る富山県の実力;歴史と風土を駆け足で;宿敵・金沢の話 ほか)
第2章 富山の暮らしと文化(東日本or西日本;方言;食の王国 ほか)
第3章 逆襲は始まっている(コンパクトシティへの挑戦;先用後利~薬売り;富山湾は不思議の海 ほか)
著者等紹介
鷲塚飛男[ワシズカトビオ]
1960年富山市生まれ。映画、音楽、食などのジャンルで執筆するライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
28
地元民として既知のことが多い。それでも、歴史・文化の点からは、知らないことも結構あった。こうやって、いろんな視点から見てみると、なるほどなあ~と思う。暮らすには、ほどほどでちょうどよいのかもしれない。2020/03/19
K.C.
3
富山県民になったので、本屋で見つけた本で勉強がてら読了。県外にいる出身者である筆者だから見えることも多いだろう。入門書のように様々な選択肢特徴が描かれている。しばらくは座右の書として、馴染んでいきたい。2019/04/19
のみちゃん
3
「ちいさいお」の表現に懐かしさを覚えつつ「方言だったのか」と驚くことから始まった同書。「私の方が詳しいぞ」と妙な優越感を抱く箇所がありながらも、共感や学びが多く面白かった。「富山型デイサービス」の近況は知らなかったので、より調べてみたい。夫に読ませたら「逐一尋ねながら読みたくて大変だよ」と、数ページでお腹いっぱいみたいな反応を示していたが、通読してみて欲しいなぁと思う良作。2018/06/04
飯田良智
2
富山のことを知るならこの一冊。この本を読んで富山を知ってもらえるといいなー、と富山県民の1人として思います。富山県ながら知らないこともたっくさんで、また富山のことが好きになりました。富山県民にとっても自己認識のため、アイデンティティを育むための大切な本になるかと。2018/02/12