希望の国の少数異見―同調圧力に抗する方法論

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希望の国の少数異見―同調圧力に抗する方法論

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865650792
  • NDC分類 304
  • Cコード C0036

出版社内容情報

森達也の流儀炸裂!明日への指針本。底が抜けたような状況と渡り合うには?法然の名言を補助線に現代社会を読み解き希望の原理を探る森達也の新刊!

あすへの指針本

トランプ、ヘイトスピーチ、無差別殺人…底が抜けてしまったような世界の状況と渡り合うには何が必要か。法然の名言を補助線として現代社会を読み解くPART1。日本を根源的に問い、希望の原理を探る討議PART2。森達也の流儀、炸裂

問題提起――近代の「底」が抜けたのではないか 

▼PART1 オウム以降の日本の姿と法然によるヒント?法然語録+語録を読む▼オウム以降の日本の姿と法然・親鸞の言葉/ひとりで歩く法然/もし神がいるのなら、なぜ――/優先順位/特殊と普遍のメカニズム

▼PART2 討議 底抜け世界に希望はあるか??二つの結節点――「連赤」と「オウム」/映画『FAKE』のメイキングから/世界の読み方――この国は絶望が足りない/希望へのスキップ

森 達也[モリ タツヤ]
1955年生まれ。現在もっとも注目される映像作家。マスメディアにもしばしば登場。『A』『A3』(講談社ノンフィクション賞)『放送禁止歌』『オカルト』『チャンキ』『反メディア論(共著)』など著書多数。

今野 哲男[コンノ テツオ]
1955年生まれ。編集者・ライター、著書に『評伝 竹内敏晴』(言視舎)。吉本隆明、木村敏、鷲田清一らの聞き手を務め単行本を多数制作。

内容説明

底が抜けた世界と渡り合うには何が必要か。法然の名言を補助線として現代の日本社会を根源的に読み解き希望の原理を探る。

目次

INTRODUCTION 問題提起―近代の「底」が抜けたのではないか
1 オウム以降の日本の姿と法然によるヒント(オウム以降の日本の姿と法然・親鸞の言葉;ひとりで歩く法然―圧倒的な「同調圧力」に抗する思想;もし神がいるのなら、なぜ―;優先順位;特異性と普遍性のメカニズム)
2 討議 底抜け世界に希望はあるのか?(二つの結節点―「連赤」と「オウム」;映画『FAKE』のメイキングから;世界の読み方―この国は絶望が足りない;希望へのスキップ)

著者等紹介

森達也[モリタツヤ]
1956年、広島県呉市生まれ。映画監督、作家。明治大学情報コミュニケーション学部特任教授。98年、オウム真理教の荒木浩を主人公とするドキュメンタリー映画『A』を公開、海外で高い評価を受ける。2001年、続編『A2』が、山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞。著書に、『A』(角川文庫)『A3』(講談社ノンフィクション賞、集英社インターナショナル)など多数

今野哲男[コンノテツオ]
1953年宮城県生まれ。編集者、ライター。横浜市立大学文理学部中退。78年竹内敏晴演劇研究所に入所。その後、演劇現場を離れ、月刊『翻訳の世界』編集長を経て99年からフリーランスとして活動。現在、上智大学文学部英文科非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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かみーゆ

3
法然のことなんてほとんどまったく知らなかったんですが、魅力的ですねえ。そりゃ浄土宗の開祖だもんな。勉強すべきことがいっぱいあるねえ。。森さん執筆のとこも、座談会のとこも、どちらも刺激的でいろいろ考えさせられる一冊でした。一番ビックリしたのは「太陽を盗んだ男」に森達也が出てたったいうくだりでしたけども。図書館でたまたま見つけて読めてよかったです。2019/06/01

imagine

3
森達也のブレない主張は、定期的に読み続けることで、自分が持つ少数意見的(であろう)考えへの活性剤的な効果を感じる。今回新たに目を惹かれた視点は以下。「日本の報道の自由度が72位なら、その市場である日本社会も72位」「日本に憲法9条がある以上、中国は日本が侵略してくるとは主張できない」「『でんでん』が問題なのは、原稿を自分で書いていないこと」。協力の今野氏が、あとがきで森達也の評伝を検討しているようなので大いに期待して待ちたい。2017/05/16

matsu

2
森達也監督による現代日本についての論評。個人的にはもっと法然について語って欲しかった。2017/08/06

1
図書館の予約がなかなかこずに、森達也氏の本があったので借りて読む。加害者心理に着目するいつもの独特の視点が味わえるが、なんとなく読みづらかった。2021/06/06

まさやん80

1
森さんの著書は膨れ上がるばかりだ。メディア(というよりも日本社会)の同調圧力という問題点について厳しく警鐘を鳴らしてきた森さんだが、そこから法然の思想に行きついたのは驚いた。一つの出来事を特異性という観点で片づけてしまい、その出来事の普遍化というのをしっかりしてこなかったのが日本の近代化なのかもしれない。そういう曖昧さががむしゃらな成長につながった側面もあるが、今その傾向が強化されているのをもっと日本人は自覚すべきだと森さんは主張している。 読み終わって色々考えさせられる本だと思う。2020/02/07

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