出版社内容情報
アーケードからスマートフォンまでのハードの変遷、成功と失敗の理由を分析。ハードの明暗を分けたゲームソフト。クリエイター必携。ゲーム制作現場の視点から語られるゲームハードの歴史。新情報多数。
アーケードからスマートフォンまでのハードの変遷を解説。時代の流れとともに、各ハードの成功と失敗の理由を分析。
ハードの明暗を分けた数々のゲームソフト。その面白さの源泉となる“ゲーム性”とは何かを考えるための基礎知識。クリエイター必携。
【第1章 TVゲーム業界の黎明期】1.1982年の群雄割拠 2.その直前、水面下の動き… 3.電子ゲーム周辺のサブカルチャー事情 4.1983年、夏。ファミコンの登場! 5.苦難の道を歩む任天堂
【第2章 形作られるTVゲームの市場と文化】1.覚醒する本当の力『スーパーマリオブラザーズ』 2.それぞれの胎動 3.ディスクシステムの誤算とRPGの登場 4.明暗を分ける『ドラゴンクエスト』の影響力 5.楽市楽座と化す「ファミコン」ソフト市場
【第3章 次世代を見据えた戦い】1.浮上する野心 2.セガ 浮上するもう一つの野心 3.横綱相撲の任天堂 4.局地戦 5.CD?ROM情報戦線 6.ソニーと任天堂とCD?ROM
【第4章 世代交代の波】1,格闘ゲーム『スト?』の台頭 2.2Dから3Dへ… 3.水面下のセガ対ソニー 4.失われた絆を取りもどす… ほか
中村 一朗[ナカムラ イチロウ]
ゲーム企画・制作者。ゲーム作品『弁慶外伝』ほか。著書『電脳遊戯の事件簿』(三交社)『ファンタジーのつくり方』(彩流社)ほか。
小林 亜希彦[コバヤシ アキヒコ]
ゲーム企画・制作者。ゲーム作品『アウトライブBe Eliminate Yesterday』『宇宙戦艦ヤマト2199 CosmoGuardian』ほか。
内容説明
明暗を分けた要因は何か?ゲーム制作現場の視点から、アーケードからスマートフォンにいたる「ハード」の変遷を解説。時代の流れとともに、各「ハード」の成功と失敗の理由を徹底分析する。
目次
第1章 TVゲーム業界の黎明史
第2章 形作られるTVゲームの市場と文化
第3章 次世代を見据えた動き
第4章 世代交代の波
第5章 次世代機の先駆者
第6章 家庭用据置機のさらなる世代交代
第7章 縮小を続けるゲーム市場と急速に拡大するゲーム市場
著者等紹介
中村一朗[ナカムライチロウ]
東京出身、1957年生まれ。私立城北高校、武蔵工業大学(現・東京都市大学)工学部建築学科卒。建設業に従事しつつ、80年代からTVゲームソフトの開発に参加。『リップルアイランド』(ファミコン)での企画コンセプト作成から、サードパーティのサン電子との契約を中心に、RPGの企画・シナリオに携わる。仲村建設(株)代表取締役及び同・一級建築士事務所管理建築士。95年より、東京テクニカルカレッジ・ゲームプログラミング科で非常勤講師として企画系の講座を持つ
小林亜希彦[コバヤシアキヒコ]
東京都福生市出身、1972年生まれ。東京工科専門学校情報処理科卒。株式会社サン電子にプログラマーとして勤務したことを皮切りにゲーム業界に身を投じる。東京事業所に転勤後はプランナーやプロデュースの業務も担当。後に外注会社を中心に職を重ね、ゲーム制作に携わり続ける。99年よりフリーランスとして活動開始。プログラマー、プランナーだけでなく、ディレクター、プロジェクトマネージャーとしても委託を受け、20本以上のタイトル制作に今も関わっている。現在は日本工学院八王子専門学校ゲームクリエイター科の非常勤講師としてチーム制作を中心にゲーム企画の授業を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。