出版社内容情報
気づきといっしょに正知(明晰な理解)が生じます。この「気づき」と「正知」という二つの条件から「智慧」が現れるのです。そして、智慧で観察するなら、慣習が無常・苦・無我であることが見えるでしょう。
内容説明
仏法の真髄をわかりやすく説いたタイの高僧による智慧の言葉。1970年代から80年代初頭にかけて、アチャン・チャー長老が、タイやイギリスの出家者・在家者に語った法話の中から、珠玉の16法話を収録。20世紀を代表するタイ森林派の名僧は、出会った人々の心に寄り添い、その瞬間ごとにダンマを説かれてきました。ものごとをあるがままに見ること、そして、無執着の実践を繰り返し強調し、苦しみを滅する道を指し示してきた賢者の智慧に触れる一冊。
目次
3 智慧への道―気づきと正知による心の観察(「観察」とは何か?;ダンマの性質;コブラを扱うように;心の「中道」;やすらぎを超えて;「世俗」と「解脱」;変わらないものはない;正見―落ち着きの場;本当の家;四聖諦―四つの聖なる真理 ほか)
著者等紹介
チャー,アチャン[チャー,アチャン] [Chah,Ajahn]
1918年生まれ。タイ出身の高僧。偉大な賢者として、幸福を探究する世界中の人々から敬愛されている。森林派の僧院ワット・パー・ポンと外国人修行者のための国際森林僧院ワット・パー・ナナチャットを、タイに設立。その後、欧米でも仏教の伝道に尽力し、現在では世界中に200以上もの分院がある。1992年、逝去。翌年におこなわれた葬儀には、タイ皇族を含め、100万人以上もの人が参列。在世中に説いた法話は、多数の言語に翻訳されている
出村佳子[デムラヨシコ]
石川県生まれ。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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