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観察―「生きる」という謎を解く鍵

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  • サイズ B6判/ページ数 326p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865641127
  • NDC分類 184
  • Cコード C0015

出版社内容情報

今、日本において「観察」を代表する二人が、「観察瞑想」「観察映画」「日本の政治と民主主義」などに触れながら、「観察して生きること」について語り合います。

内容説明

「ありのままの現実」と向き合い、「ストーリー」を越えて生きることの自由を、二人の観察者が語り尽くす!

目次

第1部 (二〇一六年三月二九日‐三〇日 出逢い)「観察」から始まる物語(なぜ「観察映画」なのか?;すべては人間の生存欲から;仏教と民主主義;智慧の世界とストーリー;執着・愛着とコンパッション ほか)
第2部 (二〇一七年六月五日 再会)そして「観察」は続く(はじめての瞑想体験;瞑想は世界を変える;覚りのプロセスへ)
付録 特別レポート 瞑想指導を観察する

著者等紹介

スマナサーラ,アルボムッレ[スマナサーラ,アルボムッレ] [Sumanasara,Alubomulle]
テーラワーダ仏教(上座仏教)長老。1945年、スリランカ生まれ。13歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとる。1980年に来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、現在は(宗)日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事している。朝日カルチャーセンター(東京)講師を務めるほか、NHKテレビ「こころの時代」などにも出演

想田和弘[ソウダカズヒロ]
1970年、栃木県足利市生まれ。東京大学文学部宗教学科卒。ニューヨークのスクール・オブ・ビジュアル・アーツ卒。1993年からニューヨーク在住。映画作家。台本やナレーション、BGM等のない、自ら「観察映画」と呼ぶドキュメンタリーの方法を提唱・実践。監督作品に『選挙』『精神』『Peace』『演劇1』『演劇2』『選挙2』『牡蛎工場』『港町』『The Big House』があり、国際映画祭などでの受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takeapple

16
想田監督が瞑想を経験する前と後で、ものの見方、考え方が大きく変わったことがよくわかる。そこがとても面白かった。スマナサーラ長老のヴィパッサナー瞑想についてもよく知りたいと思った。想田監督がスマナサーラ長老に瞑想指導を受ける動画も必見。2018/08/18

ミー子

4
仏教の話の中で輪廻転生や過去世・来世の話になると、私はいつも素直に聞けない(信じられない)のだが、この本でスマナサーラ氏が答えている輪廻転生についてなら「ああ、そういうことか」と少しだけ納得できる気もした。2019/04/13

kentaro mori

3
「観察映画」と「観察瞑想」。瞑想を実践した後の第二部になってから、一気に対談の風通しがよくなっていることが興味深い。●「観察しない瞬間に自分が操られているのです。ものごとが自分を管理するのです。観察するときは、自分がものごとを管理することもないし、ものごとが自分を管理することもない」2018/07/11

老齢症状進行中

1
スマナサーラ長老の本に挑戦中です。想田さんのシツコイ質問力と長老の丁寧な回答(でも俗人には今一つわからない)が印象的です。第二部の瞑想も面白かったです。私は、年寄で早く寝るのですが、寝付かれない時に次から次にいろいろなことを勝手に考える脳に呆れています。で身体部位や感覚に集中すると確かに思考は止まります。あと自分の感情や考えを一旦停止で振り返ることの大事さもよくわかります。早田さんが奥さんにイライラしなくなったと言われたとのこと、よくわかります。難しいけど人格完成に向けて鍛錬しましょう。2023/04/30

ともとも

1
観察ドキュメンタリーのプロが、観察についての対話を通じ瞑想指導を受けて、自ずから実践して心の変化を観察するという、優れもののドキュメンタリー。 タイミング良く尋ねる長老の適切な言葉に、鳥肌が立つのを観察できました。2019/04/26

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