内容説明
『マインドフルネス・ストレス低減法』を開発し、世界中にマインドフルネスを紹介したカバット‐ジン博士とその夫人による、自らの出産と子育ての経験をマインドフルネスの観点からつづったエッセイ集。養育のさまざまな場面におけるマインドフルネスの実践が、具体的な例を引きながら語られている。出産の瞬間の心の持ちようから、子どもとの心のふれあい、失敗談なども忌憚なく語られる、子育てを通しての内的な成長の記録である。
目次
第1章 危険と約束
第2章 ガウェイン卿と恐ろしく醜い婦人:物語が鍵をにぎる
第3章 マインドフルな子育ての土台
第4章 マインドフルネス:見方
第5章 在り方
第6章 共鳴、同調、そして存在
第7章 選択
第8章 現実
第9章 制限と開放
第10章 闇と光
エピローグ 気づきの子育てのための、四つのマインドフルネスの瞑想実践、七つの目標、十二の練習
著者等紹介
カバット‐ジン,ジョン[カバットジン,ジョン] [Kabat‐Zinn,Jon]
1944年、アメリカ・ニューヨーク生まれ。1971年マサチューセッツ工科大学にて、ノーベル賞受賞者のサルバドール・ルリアのもとで、分子生物学の博士号取得。現在、マサチューセッツ大学医学部名誉教授。1979年、マサチューセッツ大学医学部にストレス低減クリニックを創設した。開発した「マインドフルネス・ストレス低減法(MBSR)」は世界中の医療機関で実践されている。当初は慢性疼痛患者のストレス緩和を目的としていたが、ここから各種の療法が開発され、現在はさまざまな分野に応用されている
カバット‐ジン,マイラ[カバットジン,マイラ] [Kabat‐Zinn,Myla]
出産に関する教育者であり助産師、学士(看護)、看護師。アメリカ、ヨーロッパでマインドフルネスの子育てのワークショップを展開している
大屋幸子[オオヤユキコ]
1955年山口県生まれ。津田塾大学英文学科卒業。日本航空(株)、立命館大学勤務などをへて、翻訳者として現在にいたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mikio
西岡洋平
Yuka Behewa