出版社内容情報
アルゴリズム設計の技法は計算機科学の中心にある実践的な技術である.本書は学生とコンピュータ技術者がよいアルゴリズムを設計するためのマニュアルとなることを意図しているが,技術系企業の採用面接の準備に役立つことからも人気を博している.
本書は技法とリソースの二部からなり,前者はコンピュータアルゴリズムの設計と解析への一般的な入門であり,後者は適宜拾い読みされ参照されることを意図したアルゴリズムのカタログと広範にわたる参考文献からなる.
第I部にあたる上巻では,ハッシング,ランダム化アルゴリズム,分割統治法,近似アルゴリズム,量子計算といった多岐にわたる話題を紹介する.
本書の目的は読者を正しい方向へとできるだけ敏速に導くことであり,アルゴリズムの数学的な解析はあえて強調せずインフォーマルな議論にとどめている.さらなる詳細な議論が必要な際は,適切なプログラムや参考文献を調べられるように示している.
内容説明
アルゴリズム設計の技法は計算機科学の中心にある実践的な技術である。本書は学生とコンピュータ技術者がよいアルゴリズムを設計するためのマニュアルとなることを意図しているが、技術系企業の採用面接の準備に役立つことからも人気を博している。本書は技法とリソースの二部からなり、前者はコンピュータアルゴリズムの設計と解析への一般的な入門であり、後者は適宜拾い読みされ参照されることを意図したアルゴリズムのカタログと広範にわたる参考文献からなる。第1部にあたる上巻では、ハッシング、ランダム化アルゴリズム、分割統治法、近似アルゴリズム、量子計算といった多岐にわたる話題を紹介する。本書の目的は読者を正しい方向へとできるだけ敏速に導くことであり、アルゴリズムの数学的な解析はあえて強調せずインフォーマルな議論にとどめている。さらなる詳細な議論が必要な際は、適切なプログラムや参考文献を調べられるように示している。
目次
第1部 実用的なアルゴリズムの設計(アルゴリズム設計への導入;アルゴリズム解析;データ構造;ソート;分割統治法;ハッシングとランダム化アルゴリズム;グラフの横断;重み付きグラフのアルゴリズム;組合せ的探索;動的計画法;NP完全性;困難問題への対処;いかにしてアルゴリズムを設計するか)
著者等紹介
スキーナ,S.S[スキーナ,S.S] [Skiena,Steven S]
Department of Computer Science,Stony Brook University
平田富夫[ヒラタトミオ]
名古屋大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。