著者等紹介
須賀一[スガハジメ]
1929年、東京上野広小路にある老舗料亭「同花」に生まれる。立教大学卒業後、プレザントクラブ西山清氏に師事。71年、初の個展「アメ横の人々」(銀座ニコンサロン)開催以後、上野浅草を主題材にして写真展・写真集で発表。現在、日本写真家ユニオン、二科会写真部会員、台東区写真連盟名誉理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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masa@レビューお休み中
109
2014年に作られた写真集なのだから平成になってから撮った写真にちがいない。それなのに、この本からは平成のにおいが、まったくしないのだ。そんな風に思ってしまうほど、昭和の風景がそこにはあるのだ。谷中は東京の東側にある下町です。寺町と言われているだけあって、町を歩いていると至るところで寺を見かけます。そして、それと同じくらいの頻度で猫にも出くわします。昭和の風情の残る街並み、そこに住む人や猫たち…。ほんの少しだけ、目の前にあることを忘れて、写真の中にある谷中の町を散歩してみるのも良いかもしれないですよ。2014/11/23
timeturner
5
巻末に撮影場所のマップがついていたので、猫に遭える場所がわかると期待したが、おそらくそういう人たちが押しかけて近隣に迷惑をかけることを危惧したのだろう、猫のいる写真の場所はマップに載っていない! でもまあ写真を見て楽しめるからね。2022/10/22