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内容説明
リヒャルト・シュトラウス研究の第一人者で、作品解説・字幕制作などに定評のある広瀬大介が、満を持して世に送るリブレット対訳の決定版。左ページで歌詞を追いながら、右ページで音楽分析を読む―オペラを立体的に愉しめる新しいハンドブックが誕生。初演にいたるまでの経緯やその後の上演について述べた「解説」のほか、C.クライバーなどが遺した録音・映像を論じたコラムも掲載。
目次
解説
参考文献
あらすじ
リヒャルト・シュトラウス 楽劇 ばらの騎士(第1幕;第2幕;第3幕)
著者等紹介
広瀬大介[ヒロセダイスケ]
音楽学者、音楽評論家。1973年生まれ。青山学院大学教授。日本リヒャルト・シュトラウス協会常務理事・事務局長。『レコード芸術』など各種音楽媒体での評論活動のほか、NHKラジオへの出演、演奏会曲目解説・CDライナーノーツの執筆、オペラ公演・映像の字幕・対訳などを多数手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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きゃれら
17
Rシュトラウス研究の第一人者広瀬大介氏が、シュトラウス愛というか、ばらの騎士愛をこれでもかと注ぎ込んだと思われる、超濃厚本。本著者によるオペラガイドブックはエレクトラに続いて2冊目だが、ますますこってりだった。物語はメタファーだというのが最近の僕のよく思うことだが、オペラはその点音楽まで動員してるので最強だ。ばらの騎士は、その中でも一つの到達点と言えるのだろう。本書は調性や音階が何を意味するかまで記述し、楽劇を思う存分味わい尽くせるようガイドしてくれる。明日の演奏会が楽しみだ。(間に合った)2024/12/12