雨の歌―ゲルハルト・ボッセ、その肖像のための十八のデッサン

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  • サイズ 46判/ページ数 392p
  • 商品コード 9784865591965
  • NDC分類 762.34
  • Cコード C1073

出版社内容情報

ゲヴァントハウス管弦楽団コンサートマスターを長年務め、日本での演奏活動と後進育成に後半生を捧け?た不世出の音楽家の音楽人生。ドイツの名門、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の

第1コンサートマスターを長年つとめたのち、日本に移住。

霧島国際音楽祭を創設し、新日本フィルハーモニー交響楽団への客演など

旺盛な演奏活動を展開するとともに、

東京藝術大学客員教授として後進の育成に後半生を捧け?た

不世出の音楽家ゲルハルト・ボッセ(1922?2012)。

その音楽人生を、彼自身の言葉を描線として紡ぎ出す。

心の奥深くに余韻を残す珠玉の回想録。



解説:那須田務

はじめに



雨の歌

リンツ中央駅一九四三年

四つの厳粛な歌

藝大官舎の住人たち

十二月の頌歌

ヒヤシンスのころ

月夜の翼

雪の記憶

歌う男

グライツの公園て?

中国の花瓶

父と子の探しもの

ドアノーの窓から

作品61をめく?る備忘録

ガラスを吹く人

惜別の譜──(一)薔薇の別れ

      (二)主よ、あなたの優しい天使に

      (三)ト短調、去りゆくまなさ?し

      (四)あすの朝(モルゲン)

レクイエム

ヴォーカル・シンフォニー



エヒ?ローク?──音を知る人──



ゲルハルト・ボッセの人と芸術(那須田務)



ゲルハルト・ボッセ年譜

菅野 美智子[スガノ ミチコ]
著・文・その他

内容説明

ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の第1コンサートマスターを長年つとめたのち、日本に移り住み、旺盛な演奏活動と後進の育成に後半生を捧げた不世出の音楽家ゲルハルト・ボッセ(1922‐2012)。その音楽人生を、彼自身の言葉を描線として紡ぎ出す。心の奥深くに余韻を残す珠玉の回想録。

目次

雨の歌
リンツ中央駅一九四三年
四つの厳粛な歌
藝大官舎の住人たち
十二月の頌歌
ヒヤシンスのころ
月夜の翼
雪の記憶
歌う男
グライツの公園で
中国の花瓶
父と子の探しもの
ドアノーの窓から
作品61をめぐる備忘録
ガラスを吹く人
惜別の譜
レクイエム
ヴォーカル・シンフォニー
エピローグ―音を知る人

著者等紹介

菅野美智子[スガノミチコ]
大阪音楽大学短期大学部(ピアノ専攻)でアルント・ドルゲに師事。ドルゲ主催の「ドイチェ・ピアステンシューレ」で早期音楽教育を担当。日本テレマン協会室内合唱団、松陰室内合唱団で歌いながら、1983年から霧島国際音楽祭の通訳を務める。1993年ゲルハルト・ボッセと結婚。以来ボッセの教授活動および指揮活動を通訳として支えた。ボッセの没後は、ボッセが音楽監督を務めた神戸市室内管弦楽団でミュージック・アドヴァイザーを務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tom

13
ボッセというバイオリン弾きのことは全く知らない。この本は、そのボッセの妻となった日本人の、ボッセに対するオマージュ。この本を読むと、ほんとうに優れた演奏家だったらしい。それにしても、最期まで大切にされて、亡くなった後になっても、これだけの本を書いてもらって、ボッセさんは本当に幸せ者。ユーチューブで聞くと、ボッセさんの演奏は、とても端正。一度、聞いてみたかった。2019/05/26

sakase

2
ボッセ先生の奥様による回想記。音楽が聞こえてくるような文体。東ドイツの厳しい時代や複雑な家族関係など愛情豊かに描いている。2019/09/07

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