シュトックハウゼンのすべて

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  • ページ数 364p
  • 商品コード 9784865591934
  • NDC分類 762.34

内容説明

処女作『ドリスのための合唱曲』から電子音楽の金字塔『テレムジーク』、『少年の詩』70年代の傑作『シリウス』、超大作オペラ『光』、そして絶筆にいたるまで―全作品を網羅した詳細な解説に加え、「モメント形式」「フォルメル技法」といったシュトックハウゼンが用いた作曲技法、幼少期のエピソード、大阪万博、9.11での発言など氏を取り巻いた周囲の状況までをも詳述した日本初のシュトックハウゼン入門書にして決定版。作品を収録した公式CDの情報や独・シュトックハウゼン財団協力のもと、多数の譜例・図版・写真を掲載。

目次

第0章 シュトックハウゼン創作活動概観
第1章 シュトックハウゼンの幼少期
第2章 1950年代
第3章 1960年代
第4章 1970年代『光』以前
第5章 光
第6章 クラング
第7章 天国の扉へ

著者等紹介

松平敬[マツダイラタカシ]
愛媛県宇和島市に生まれる。東京藝術大学卒業、同大学院修了。現代声楽曲のスペシャリストとして、湯浅譲二、松平頼暁、高橋悠治、池辺晋一郎、西村朗、近藤譲、三輪眞弘など100曲以上の作品を初演する。また、9度に及ぶシュトックハウゼン講習会参加の経験を生かし、『空を私は散歩する』、『歴年』などシュトックハウゼンの演奏至難な大作の日本初演に携わる。全曲無伴奏独唱曲によるリサイタル、東京23区の区歌・愛唱歌を網羅する演奏会など、独創的な企画も話題を呼ぶ。2012年のサントリー芸術財団サマーフェスティバル、クセナキス『オレステイア』公演では、3オクターヴの音域を駆使した壮絶な歌唱が、新聞各紙から高い評価を得た。現在、聖徳大学、立教大学講師、日本声楽アカデミー会員。低音デュオ、双子座三重奏団メンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Nepenthes

2
シュトックハウゼンの完全解説としてあまりにも素晴らしい本書。「まずコンセプト・アイデアありきとして音楽制作に挑む」という姿勢を貫いたことがシュトックハウゼンの偉業なのかもしれない。全てが実験といって差し支えない彼の作品は"音さえ鳴っていればそれは音楽になる"という音楽観に立ち返ることが出来る純度の高いもので、それをあらゆる制作環境で行なった。彼の音楽にのめり込んで聴き続けていると、この世界のあらゆる事象が芸術なのでは…とある種の厭世的な浮遊感に酔わされる。その魅力的な音楽の旅路を追える素晴らしい本です。2022/06/15

Decoy

1
シュトックハウゼンへの敬意と愛情があふれまくる、個人による全作品完全解説。凄まじい偉業! いくつかの音源を聴きながら読み進めていったが、正直に言うと、この偉業をもってしても(と言うか、むしろこれを読んだことによって)、自分にはシュトックハウゼンが、音楽史に残る偉大な作曲家ではなく、一世を風靡したトリックスターにしか思えない・・・。リハーサルに何十日も掛かったり、奏者に暗譜や演技を義務付けるような作品は、普遍性を持ちうるのか?2019/03/16

takao

0
ふむ2025/09/30

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