いりぐちアルテス<br> 文化系のためのヒップホップ入門 〈2〉

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いりぐちアルテス
文化系のためのヒップホップ入門 〈2〉

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  • サイズ 46判/ページ数 280p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865591750
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C1073

出版社内容情報

ベストセラー待望の第2弾!名コンビが2012年から14年のヒップホップ・シーンを総括。柳樂光隆氏とジャズ×ヒップホップを語…あの名コンビふたたび!!

ヒップホップの聴き方がわかる画期的な入門書として

絶賛されたベストセラー、待望の第2弾登場!



「ヒップホップは音楽ではない」

「ヒップホップは『少年ジャンプ』である」といった

キラーフレーズ満載の前作『文化系のためのヒップホップ入門』は、

ライムスター宇多丸さんや山下達郎さんが絶賛。

刊行から7年経った今年10刷出来という

アルテス最大のベストセラーとなっています。



その続編『2』は、ケンドリック・ラマーや

チャンス・ザ・ラッパーが登場し、

ニッキー・ミナージュら女性ラッパーが活躍、

ファレル・ウィリアムズ〈ハッピー〉が大ヒットした、

2012年から14年まで3年間のヒップホップ・シーンを総括します。



さらにゲストにムック『Jazz The New Chapter』シリーズの

編著者・柳樂光隆さんをお迎えし、

「ループ感覚」「Jディラ」「YouTube」などをキーワードに

ジャズとヒップホップの影響関係を探る鼎談を収録。



続けて2015年から17年までのシーンを取り上げる『3』も

年内刊行を目指して着々と準備中ですので、どうぞご期待ください!

Introduction いま一度、How To ヒップホップ入門



第1部 ゼロ年代のヒップホップ 『文化系のためのヒップホップ入門』復習編

「南部化」するヒップホップ──エイト・ビートからクラーベへ

「内省化」するラップ──カニエ・ウェストの場合

徒弟制の崩壊から生まれた新たな才能



第2部 2012年のヒップホップ

ケンドリック・ラマーの圧倒的なスキルとフランク・オーシャンのカムアウト

ミーク・ミル、ビッグ・クリット、キラー・マイク

"最高のリリシスト"とアルバム未発表の大型新人

4つ打ちヒップホップを巡る二極分化

TPPとしてのアジア系ヒップホップ──PSY登場の背景

お笑い芸人だと思えばわかりやすい



第3部 ジャズ×ヒップホップ[1]ゲスト;柳樂光隆

一番ヒップホップに馴染みがある世代

レコード・バイヤーによる歴史の書き換え──『Jazz The New Chapter』の意図

ジャズとヒップホップが遠かった時代

ロンドンに近いのは渋谷なんですよ

ジャイルズ・ピーターソンのイコライザー

90年代の足踏み

ジャズに浸透するループ感覚

Jディラは本当に神なのか?

つんのめるグルーヴ

ヨーロッパのディラ・フォロワー

ドラムの音色のサンプラー化

ループしないベース



第4部 2013年のヒップホップ

2013年は4つ打ちの年

白人アーティストが変えたトレンド

日米のヒット曲をコード解析してみる

ポップスにも波及するループ感

ベテランの2013年を聴く?ジェイZ

ベテランの2013年を聴く?エミネム

ベテランの2013年を聴く?カニエ・ウェスト

2013年最高のヒップホップPV

2013年ヒップホップ・シーン最大の事件

「レコード契約なんて要らない」──チャンス・ザ・ラッパー

恐れを知らない若者たち──オッド・フューチャー一派

「地域性」より「世代間闘争」



第5部 ジャズ×ヒップホップ[2]ゲスト;柳樂光隆

YouTubeがジャズ・ミュージシャンの意識を変えた

黒人音楽の再編成

ジャズはヒップホップの武器になるか?

M-Base人脈から育った若手たち

ヴァーヴイズムとアメリカーナのブルーノート

アメリカーナとしてのジャズ

バップ以前に戻りつつあるジャズ



第6部 2014年のヒップホップ

ヒップホップ版〈幸せなら手をたたこう〉

プロデューサー、DJマスタードがブレイク──YG、ティナーシェ

ギャングスタ・ノリをトッピング──スクールボーイQ

黒人射殺事件へのアンサー

ドキュメンタリーとしてのヒップホップ

ズールー・ネイションの現在

リル・ウェインのキャッシュマネー離脱

「ずっとニッキー・ミナージュばかり聴いてた」

イギー・アゼリアとアジーリア・バンクス

チルウェイヴに救われた女と波に乗る男

さりげないクール・ジャパン

日本人アーティストの全米進出成功の度合いとは?

アップルのビーツ買収と『デトックス』

お約束のボノ・ディス

2015年への期待



Postscript あとがきに代えてお送りする深夜のチャット再び

人名索引



[CDガイド]

?2012年のヒップホップ

?2013年のヒップホップ

?ジャズ×ヒップホップ

?2014年のヒップホップ

長谷川町蔵[ハセガワマチゾウ]
著・文・その他

大和田俊之[オオワダトシユキ]
著・文・その他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

zirou1984

19
7年ぶりの続刊では冒頭で21世紀のヒップホップの特徴を「南部化」と「内省化」という点でまとめているけど、もはや本書において文化系云々という枕詞は不要かも。2012年から14年にかけてのヒップホップを振り返ることでミクロな変化の兆しを炙り出しつつ、柳樂光隆さんを迎えたジャズとヒップホップの関係について語ることで、マクロな音楽の歴史を描いている。ジャズもヒップホップもジャンルとしての枠は融解しながら新しい音楽の心地よさを提示しており、本書に合わせて作られたプレイリストは本を読む新しい発見の形を教えてくれる。2018/10/29

ベンアル

7
2012年から2014年のヒップホップシーンとジャズとヒップホップの違いについて、対談口調で語られている。章の最期についているアルバム紹介がありがたい。読みながら、ドレイクやカニエウエストを聞くのが日課となっている。2025/11/15

しゅん

6
2012~2014年。ジャズとヒップホップの自然なクロスオーヴァーってここから隆盛を極めるトレンドかと思っていたけど、トラップがそのあとを凌駕したんだよなぁという感慨が湧いてきた。ケンドリックやフランク・オーシャンの評価の高さって芸術や文学の観点から考えやすいことに起因していて、芸能ゲーム性の強いラップ・ヒップホップの価値観からすると本流じゃない。そのことが当時はわかっていなかった。フューチャーやスクールボーイQあたりのトラップ勢も聞いていたけど熱心になれなかったのもそのせいだな。ディラへの距離感よ。2020/11/27

Ichiro Toda

3
自分にとっては青春とも言える時代の2012-2014年のシーンが語られている。1が良かったため、2も手にとったがとても良かった。Robert Glasperがシーンに登場し始めたり、Flying Lotusが来たりとJazzとのクロスオーバーが見られたり、Mustardもこの頃。当然1の方が時間軸が広いので奥行きがあるが、こちらは若干マニアックの領域まで足を突っ込んだ印象で、それはそれで面白かった。1から続くヒップホップと日本のお笑い、ジャズの構造が基本は技術的な競争に基づいているという考え方も面白い。2020/03/01

hjms11

3
文化系第二弾はゼロ年代以降のHipHopの動向をゴシップ・ディスクガイドを織り交ぜ紹介。表現の内向化・サウンドの南部化を経てEDM全盛期へと突入していく。柳樂氏とのJazz対談はやや専門的で置いてけぼり感があったものの、ループ感やJ Dillaの考察は興味深かった。第三弾も期待。2019/02/07

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