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音楽を考える人のための基本文献34

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  • サイズ B6判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865591606
  • NDC分類 760.31
  • Cコード C1073

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

LapiLapi

2
プラトンからブーレーズにいたるまで、西欧・ときどきロシアで「当時音楽はどう考えられていたのか」ということを34の文献を抜粋して紹介している。個人的に面白かったのは、プラトンが「音楽で徳を形成するにはこの調はだめ、この楽器はだめ」と細かくいっていたこと、シューマンが「音楽新報」という同人誌で音楽評論家としても活動していたことなど。通読して「ざっくり音楽学を学ぶ」というより、この本をきっかけに興味のある本に進む飛び石のような本だと思う。2018/03/20

まっちゃん2

2
再読しました。難しいです。紹介された書物の断片を突き付けられてもそれを咀嚼する素養の不足に泣きます。音楽を語るには(おそらくプロとして)こんくらい抑えておかないといけないということでしょう。この32冊に最低5冊は関連書物を読まなければならないとして、160冊ですか。普通の人には無理。2017/07/10

Go Extreme

1
プラトン・国家 アリストテレス・政治学 グロケイオ・音楽論 全訳と手引き ルター・卓上語録 デカルト・情念論』クープラン・クラヴサン奏法 ルソー・音楽辞典 ベートーヴェン・ベートーヴェンの手紙 ベルリオーズ・回想録 シューマン・音楽と音楽家 ショパン ワーグナー・友人たちへの伝言 ハンスリック・音楽美論 ドビュッシー・ドビュッシー音楽論集 シェーンベルク・音楽の様式とその思想 バルトーク・バルトーク音楽論集 ストラヴィンスキー・音楽の詩学 ケージ・サイレンス ブーレーズ・ブーレーズ音楽論2021/08/14

カットマン

1
米国の大学の分厚い原典をたっぷり読ませる式の教育に憧れて、あちらの教科書を参考にして、日本の音楽教育に応用しようとしたらしいのですが...。原典を翻訳本の抜粋で詰め込んでいる。解説部分が、いかにもディレッタントという感じで、異様に読みづらい。さらには肝心の原文の翻訳が、これまたいかにもの翻訳調。さらさらとは読めない。華麗なる挫折。2018/01/11

sou

0
前書きで書かれているように「古代ギリシアの時代から現代にいたるまで、いろいろな人が『音楽とはこれこれこういうものなのだ』と考えて書いた文章」の短い解説とさわりが34個。スッと理解できるものもあれば全然分からないものも。今当たり前だと思っている音楽観はあくまで一時的なものなのだと思いました。もし35個目の文献を足すとしたら一体何になるのか。2023/05/27

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