出版社内容情報
医療訴訟をめぐる法理・実務・要件事実を、研究者・実務家・裁判官が詳説!
初版刊行以後の法理論と裁判実務の進展を反映し、必要に応じて裁判例の入替えを行うなど、実務や学説の状況を最新のものにして改訂!
極めて専門性の高い専門的知識・能力を必要とされる医療訴訟について、研究者・弁護士・裁判官がそれぞれの専門知識を駆使して紛争解決の理論と実務指針を明示!
[第1部:法理編]では、研究者を中心に、紛争の中に活きる理論を解説し、新たな形での「理論と実務の架橋」を実現!
[第2部:実務編]では、医療機関側代理人、患者側代理人それぞれの立場より、手続の流れに沿って訴訟提起前の対応から受任、訴訟活動における紛争解決のノウハウと法的問題点のとらえ方を開示!
[第3部:審理編]では、地方裁判所医療集中部出身の裁判官により、最新の審理のあり方について訴訟遂行上の留意点を踏まえて解説! 研究者・裁判官・弁護士・司法書士・法科大学院生・医療関係者に必携の1冊!
内容説明
医療訴訟をめぐる法理・実務・要件事実を研究者・実務家・裁判官が詳説!紛争解決の底流にある理論、相談から訴状作成、立証までの実務、要件事実と裁判について1冊に織り込み、紛争解決のための思考と知識を網羅!研究者・裁判官・弁護士はもとより、法律実務家をめざす者にも法的思考を理解するための好個の書!
目次
第1部 医療訴訟の法理(序章;説明義務と責任;医療過誤と責任;医療情報と責任;医療起訴における損害論)
第2部 医療訴訟の実務(総説;訴訟提起前の活動;医療訴訟の受任;医療訴訟の法的論点;医療訴訟の訴訟活動)
第3部 医療訴訟の審理(医療訴訟の審理の現状と課題;医療訴訟における訴訟物と要件事実;争点整理手続のあり方;集中証拠調べの準備とその実態;医学的知見の獲得のための方策;医療訴訟の解決)