内容説明
感情面でのすれ違いが溝を深める介護トラブルを効果的に解決する手法「メディエーション」を実践的かつ平易に解説!基礎的法律知識、介護事故の判例分析、介護保険制度解説のほか、新たにQ&Aでは感染症問題などを加え大幅改訂!介護トラブルの相談を受ける方、実務家、施設関係者、当事者にとっての必読書!
目次
序章 本書のねらいと活用方法―なぜメディエーションか(転倒事故と介護訴訟の現実;日本の介護現場の実態と特徴―事業者側の苦悩 ほか)
第1章 メディエーションによるトラブル解決方法―転倒事案をもとに(ケーススタディでみるメディエーションの実施方法;メディエーション概説(総論) ほか)
第2章 メディエーション実施に必要な法的基礎知識―介護事故裁判事例を踏まえて(総論―そもそも「介護トラブル」はなぜ法律で解決できないのか;各論―過去の裁判事例の検討)
第3章 介護トラブル相談対応Q&A(総論1:本章で扱うトラブル相談事例の特性と対応の心構え;総論2:利用者側からみた苦情申立先とその性質 ほか)
第4章 よくわかる介護保険制度の基礎知識(介護を「わがこと」として考える;多種多様な介護サービス形態を学ぶ ほか)
著者等紹介
外岡潤[ソトオカジュン]
1980年札幌生まれ。東京大学法学部卒業後、弁護士に。企業法務系法律事務所を経て、2009年に介護・福祉専門の「法律事務所おかげさま」を開設。同年ホームヘルパー2級、ガイドヘルパー資格を取得。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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