内容説明
競争激化のいまこそ、ビジネスチャンス!依頼者の記憶に残る営業の方法、事務所経営のポイント、仕事を楽しく回すコツなど、AI時代にこそ必須の日々使える手順・ノウハウがここにある!
目次
第1章 信用をつくる営業力とは何か(「信用は何から始まるか」信用は、約束を守り、相手に利益を与えることから始まる―お金は結果としてついてくる;「信頼を継続していくにはどうすればよいか」迅速な対応は、よい仕事を生み、信頼へとつながる好循環をつくり出す ほか)
第2章 信頼される弁護士力とは何か(「弁護士の力量は何で決まるか」決断する、覚悟を持つ、責任をとる―それが弁護士としての力量;「リーガルマインドには何が必要か」条文に頼らないバランス感覚を磨く ほか)
第3章 安心を与える事務所力とは何か(「部下を育成するにはどうしたらよいか」組織を強くするには、まず愛情を持って部下を指導し、育成することである;「部下とのコミュニケーションはどう図るか」報連相を徹底させることが、組織力、事務所力を高めることにつながる ほか)
第4章 仕事を楽しむ人間力とは何か(「自己実現はどのようにすれば可能か」絶か間なく登り続ける意志が自己実現を生む;「最後までやり抜くにはどうするか」コツコツ仕事を続けられる前向きの執念が道を開く ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
大先生
6
経営戦略といっても経営学やMBA的な発想を法律事務所の経営に取り入れるという本ではありません。弁護士は何よりも信頼・信用を大切にしなければならない、それが弁護士の経営戦略だ!という王道を説く内容でした。「石にも目がある」というのも勉強になりました。どんな負け筋の事案でも、どこかに突破口となり得るポイントがあるはずだと思って必死に考えてみるべきですね。これは紛争に限らず、あらゆることに妥当しそうです。80を越えてAIを学ぶとか、土日もなく働いてきたとか、まさに超人弁護士。尊敬します。2020/11/27
あやりん
0
日々使えるノウハウ、あったかしら…🤔2022/05/28
g830165
0
『さらに、目線が強いということも外せない条件です。採用の際には、私は必ずその人の目をよく見ることにしています。そして目が合うかどうかということだけでなく、目線の強さ弱さも確認するようにしています。/私の経験では、目線が強い人ほど人間観察力が強いように思われます。反対に目線が弱い人は少々臆病な人が多いかもしれません。弁護士は問題解決のために困難を克服することを求められますから、臆病であってはいけません。』2022/05/07