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内容説明
中央戦線でアースベルト帝国軍と対峙し、窮地に陥るファーネスト王国第二軍。王国は第一軍、さらにはオリビアが率いる別働隊の救援によって帝国軍を退けることに成功していた。しかし、未だ劣勢を覆せずにいる王国を追い詰めるかの如く、南の雄・サザーランド都市国家連合が動き出したとの凶報が届く―。その折、先の戦功によってオリビアは少将への昇進を果たす。加えて任ぜられたのは、新兵揃いの第八軍総司令官。そんな第八軍の初陣は、王国の南部に迫る脅威、サザーランド都市国家連合の迎撃任務で―！？王国軍“最強の駒”として、常識知らずの無垢な少女が戦場を駆ける、第四幕！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ささきち
10
お菓子を食べるオリビアちゃんが可愛くまた今までの武功と大人の事情によって5階級特進し少将にまで上り詰めたオリビアが鉄仮面ことオットーに上官としてイキったが返り討ちにあって涙目姿もまた可愛かったｗ今回は神国メキアと帝国の犬にオリビアちゃん軍団の初陣として連合の雑魚の戦い。魔術の紛い物だとゼットに言われているが人間相手にならそれなりに強い魔法を使って倍の人数差がある犬国を半日で敗北させたのだからまぁ強い…んだよね？雑魚には強いのはわかるのだがオリビアちゃんのライバル存在であるフェリックスに手も足も出せずに敗北2020/01/26
真白優樹
8
帝国に操られたストニア公国がメキアに宣戦布告する中、動き出した都市連合国家相手にオリビア率いる新設軍が牙を剥く今巻。―――この戦場に示せ、弱者などではない汝の牙を。 自由人なオリビアがどんどん出世し手綱を引いてくれる上司も頼れる配下もどんどん増えて。更に強くなる彼女の軍隊が舐めてかかってきた大軍相手に力を示す。戦争が新たな段階へと突入し各所で戦争が激しくなる、また一つ歴史が進む巻であり強者揃いの彼女達の活躍頼もしい巻である。果たしてかの国で待っているのはどんな戦争の展開か。 次巻も須らく期待である。2020/01/27
八岐
3
★★★★ 昇進して階級逆転しても、オットー副官にフルボッコに叱られ這々の体で逃げるオリビア。自由人は将軍にまで昇進しても変わらないものの、何気に頭が上がらない人間が増えてる気がする。敵味方を問わず優秀な将帥に事欠かないので、戦争パートがやっぱり面白い。その中でオリビア指揮の合戦はやはり痛快感が桁違い。アシュトンの軍師としての際も完全に開花し、クラウディアも覚醒、幹部も揃って新生第八軍の前途は明るい。けど、他国もそれぞれ動きが激しく不穏になってきて、国際情勢の方も面白くなってきた。2020/01/25
史
1
奇跡か悪夢か、戦乙女。2020/11/27
菊地
1
愛嬌のあるオリビアさんには闇落ちせずにいってほしいものですね。2020/03/03
