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出版社内容情報
目覚めたら、そこは壊滅した「オルタナ」だった――。終章始動!!
ほんとわかんないな、何もかも……。
気がつくとハルヒロたちは暗闇の中にいた。みんな自分の名前くらいしか覚えていない。
頼りになるのは、なぜか唯一記憶を失っていないメリイだけ。
暗闇の中からどうにか抜け出すと、そこは壊滅した「オルタナ」だった――。
とにかく情報が欲しい。
命からがら街を離れたハルヒロたちは、体に染みついていたスキルや能力を駆使して、グリムガルの辺境を奔走する。
そして、ようやく出会えた人間が、オルタナを奪還するべくやってきたアラバキア王国軍で――!?
灰の中から生まれた冒険譚――ENDGAME編の幕が上がる!
内容説明
ほんとわかんないな、何もかも…。気がつくとハルヒロたちは暗闇の中にいた。みんな自分の名前くらいしか覚えていない。頼りになるのは、なぜか唯一記憶を失っていないメリイだけ。暗闇の中からどうにか抜け出すと、そこは壊滅した「オルタナ」だった―。とにかく情報が欲しい。命からがら街を離れたハルヒロたちは、体に染みついていたスキルや能力を駆使して、グリムガルの辺境を奔走する。そして、ようやく出会えた人間が、オルタナを奪還するべくやってきたアラバキア王国軍で―!?灰の中から生まれた冒険譚―ENDGAME編の幕が上がる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
55
気がつくと仲間たちとともに名前くらいしか覚えていない状態で暗闇の中にいたハルヒロたち。袂を分かって向かったオルタナの状況を知り、体に染みついていたスキルや能力を駆使してグリムガルの辺境を奔走する第十四弾。ここまで来てリセットですか…とは思わなくもなかったですが、絶望的な状況を仲間たちと確認していった先の結末も、一人だけ記憶が残っていたメリィの状況もなかなか厳しいものがありましたね。状況こそ打開したもののこれからどうなるんだろう...という漠然とした不安を覚える展開で、二人の再登場には期待したいところです。2020/02/16
まるぼろ
27
終章開幕。「目覚めよ」の声と共に洞窟の中で目を覚ましたハルヒロ達、記憶があると言うメリイや其々が抱える違和感を抱いたまま洞窟を「下」に降りていくとそこは「壊滅した」オルタナで…と言うお話です。まだこの先どうなっていくのか全く予測が付きませんが、ひよむーの言う「主」の事やメリイ以外記憶を無くしているとしても其々が培った経験やパーティとしての絆は生きているハルヒロ達のこれからの活躍への期待、モーギス将軍の危険さの行く末などなど、気になる所満載でこの先どうなっていくのか楽しみです。→2019/12/29
ツバサ
25
終章開始。2度目の記憶喪失を得てからのスタートで何が起きるのか。今巻はオルタナの壊滅危機を防いだところで終わったが、まだまだ油断出来ない状況で、ハルヒロ達は無事にランタとユメと再会出来るのか気になります。バルバラ先生…2020/10/23
サケ太
25
記憶を失ってリスタート。全てがやり直し、という訳ではない。メリイのみが記憶を保ち、なんだか微妙に関係性の変化もありそうか。窮地に立たされた辺境の人間たち。本土の人間たちや謎の存在に振り回されることになるハルヒロたち。記憶を失ったはずなのに驚きの安定感。進まない、進まないと思わせながらも、今回で急展開を見せた物語がどこに行くのか。2020/01/04
なつきネコ@成長した化け猫 久びさの成長
15
サブタイ見て現実帰還から、再度グリムガルに戻る話なのかなと思っていた。いい意味で裏切られた。記憶をなくしコンテニュー。状況は最悪。なんだこの展開は。初めてハルヒロ無双している気がする。シホルは誰かに頼りたい娘。それはハルヒロも同じ弱さゆえにハルヒロは気にすることができる。これは気にするよ。さらに記憶を覚えているのがメリィーなのも上手い。これは泥沼。クザクの時はマジでビビった。グリムガルは何が起きてもおかしくない。しかし、バルバラが想像していなかった。ハルヒロとの師弟関係は好きだったのに。 2023/05/14