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オーバーラップ文庫
アガートラムは蒼穹(そら)を撃つ〈1〉三日月学園機関甲冑部の軌跡

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  • サイズ 文庫判/ページ数 351p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784865545821
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

夏の蒼穹に軌跡を刻め――!

機関甲冑の開発により、人が簡単に空を飛ぶことができる世界。そこで流行しているスポーツ“機関甲冑競技"。
三日月学園の機関甲冑部に所属する松原優は、とある理由から競技プレイヤーを離れ、HQとして活動していた。
そんな優が高校2年生の夏、プレイヤーで幼なじみの少女・高坂凪と共に挑んだ全国大会の決勝は敗北に終わる。
高校生最後の夏、再び全国の舞台を目指す優たちだったが、競技ルールの変更に加え、部員の引き抜きによって、部は大会への出場すら困難となっていた。
優は部を立て直すため、プレイヤーへの復帰を決意する。再び全国の空を目指して――!
蒼穹に憧れた高校生たちが贈る青春恋愛譚が幕を開ける!

内容説明

空を飛ぶ鎧“機関甲冑”の開発により、簡単に空を楽しめる世界。そんな機関甲冑を身に纏って空で競い合う、流行のスポーツ“機関甲冑競技”。高校2年生のHQ・松原優が、幼なじみでプレイヤーの少女・高坂凪と挑んだ全国大会は準優勝に終わった。雪辱を果たすため、今度こそ優勝を誓う優たち。しかし、競技人数の変更によって部員不足となり、部は大会出場すら困難な状況に陥ってしまう。一度は辞めたプレイヤー復帰の選択を迫られた優は、前回覇者であるフェリシアたちとも競い合いながら、再び全国の空を目指す―!蒼穹に憧れた高校生たちの織り成す青春ストーリーが幕を開ける!第6回オーバーラップ文庫大賞・銀賞。

著者等紹介

山口隼[ヤマグチシュン]
『アガートラムは蒼穹を撃つ・1.三日月学園機関甲冑部の軌跡』がライトノベル作家としてのデビュー作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真白優樹

8
蒸気機関で動く巨大な甲冑の開発により人々が簡単に空を飛べる世界で、甲冑を用いた競技から離れていた少年が仲間と共に再び蒼穹を目指す物語。―――停滞を越えて挑め、あの蒼穹が君を待っている。巨大な壁を前にぶつかり合い逃げ挫け、それでもまた立ち上がって空を目指す。一度しかないこの瞬間を空を駆ける事に捧げ飛ぶ、ただ一言、熱いとしか言えぬ。そんな誰しもが心の中に持っている筈の熱に勢いよく点火し彼等の空へと誘ってくれる物語であり、これを熱く面白いと言わずして何というという見事な物語である。 勿論次巻も楽しみである。2019/12/27

ロック

4
失われた熱血を取りもどせ!という感じの青春スポコンロボット物語でした。天才を目の当たりにし、機関甲冑というロボットを使う競技を操縦からHQへと転向した主人公。秋の大会を前に競技ルール変更、そして仲間の脱退と追い込まれ再び操縦士へと戻る話。前半、中盤はとにかくどこか達観的で諦め癖があり口だけは達者、しかし知識が豊富なことからなかなか憎めない位置にいるキャラなので感情移入が正直難しかった。また競技説明や戦闘(試合)描写など、肝心な部分がちょっと分かりにくいので戦闘にハラハラしずらかったかもしれない。2021/05/24

ちゃか

3
空を飛ぶ鎧「アガートラム」が開発された、近未来。 簡単に空が楽しめるようになり、アガートラムを纏って空で競い合う機関甲冑競技も存在して。 レギュレーション変更前の、最後の決勝。足りなくなった部員を確保するためのアレコレ。 特訓パートに、ライバルとのやり取りに規定変更後の大会。 1冊でかなりイベント詰め込んでて、濃度高めで熱い作品でした。2020/08/18

窓間

1
ぶつかり合い、高め合い、目指すは蒼穹の果ての栄光ただ一つ。1年間を1冊にまとめてるだけあってページ数は多めだけれど流石に描写があっさりしていた箇所も少なからずあった。とはいえ1年間やってこその作品だししょがないか。読んでいてテンポが気になる文章もあったけど、試合のときの勢いある熱い描写は好き。ただ真っ直ぐな作品なだけにパロディは合わないかなあ。普通の会話でいいのに。総じて王道のスポ根もので楽しかった。大学、プロと高校の先の世界が示されてるのは珍しい。この先はどの舞台で蒼穹を駆けるのか。2019/12/28

UtataneCircle

1
とにかく真っ直ぐ蒼穹を求めるアツい作品。挑戦し誰しもがぶつかり、避け、挫折してしまう場面。ただひたすらに向き合う主人公たちに挑み続ける大事さを改めて学んだ。全体的に文章もすっきりしており、わかりやすい登場人物の立ち位置とキャラでとても読みやすかった。終盤の掛け合いは中々の畳み掛け。2019/12/25

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