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出版社内容情報
臣下こそ俺の「力」だ
大量発生した魔物が押し寄せる「魔浪(まなみ)」により、中小国家の連合体である東方諸国連合は窮地に陥っていた。
グラン・ケイオス帝国の女皇マリアとの会談に臨んだソーマは、その折に東方諸国連合への援軍派遣要請を受ける。
要請に応じたソーマが援軍を派遣する先はラスタニア王国。
そこではかつての敵、アミドニア公国から放逐された皇太子ユリウスが客将として奮戦しており……!?
そして今、ユリウスと肩を並べたソーマが臣下の力を用いて、ラスタニア王国救援作戦を展開する――!
革新的な異世界内政ファンタジー、第8巻!
どぜう丸[ドジョウマル]
著・文・その他
冬ゆき[フユユキ]
イラスト
内容説明
大量発生した魔物が押し寄せる「魔浪」により、中小国家の連合体である東方諸国連合は窮地に陥っていた。グラン・ケイオス帝国の女皇マリアとの会談に臨んだソーマは、その折に東方諸国連合への援軍派遣要請を受ける。要請に応じたソーマが援軍を派遣する先はラスタニア王国。そこではかつての敵、アミドニア公国から放逐された皇太子ユリウスが客将として奮戦しており…!?そして今、ユリウスと肩を並べたソーマが臣下の力を用いて、ラスタニア王国救援作戦を展開する―!革新的な異世界内政ファンタジー、第8巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
33
大量発生した魔物が押し寄せる魔浪により窮地に陥った東方諸国連合。帝国の女皇マリアから東方諸国連合への援軍派遣要請を受けたソーマが、かつて公国から放逐されたロロアの兄でもあるユリウスと再会する第八弾。過去の因縁を乗り越えて始まったラスタニア王国救援作戦。ソーマを翻弄するやりたい放題なエクセルには苦笑いでしたけど、心境もすっかり変わったユリウスとの距離感や、后候補たちや臣下たちとのソーマの関係や周囲に生まれつつある関係もなかなかいい感じで、また別の国に向かう新展開では新たな出会いもありそうですね。続巻に期待。2018/10/23
dorimusi
10
図書館本 今回は東方諸国連合。魔波って言葉はどうだろう?確かに女の名前にしか思えない。。ラスタニアの絶望的な状況と元噛ませ犬のユリウスが頑張ってるあたりまでは意外とよかったけど、そっから先はビミョーだなぁ。誰もかれもがハーレムだし、作戦は雑なのに不思議とご都合よくいくし。 まぁ予定調和で驚きもないので短時間で読めるのがメリットか。 面白くないわけじゃないけど軽いなぁ……とは思う。2022/02/27
こも 旧柏バカ一代
10
かつて敵だった男お共闘。 相手が成長してるのも醍醐味。
真白優樹
10
魔物の大群に襲われる東方の王国で、嘗ての敵であるユリウスと再会する今巻。―――嘗ての敵は今の戦友、国を守るは絆の力。 大切な人が出来た事でいい方向へと成長していたユリウスと邂逅し、和解し今度は友となる巻。 そんな今巻はソーマの知恵と、これまで築いた絆が力となり魔物の大群へと立ち向かう巻であり、また新たな絆が結ばれ、既存の絆の形も変わる、変化が再び巡る、止まらず加速する面白さがある巻である。一難去ってまた一難、リーシアの出産も近づく中、次の救援先ではどんな出会いが待つのか。 次巻はいつになるだろうか。2018/10/28
尚侍
9
とっても面白かった。内容的にはこれまでのオールスターキャスト的な感じで、戦闘シーンがありつつもにぎやかな内容でしたが、そうした部分以上に評価したいのはついにキャラクター紹介のページができたことですね。このレーベルはとにかくあらすじとキャラ紹介をしない作品が多いので困っていたのですが、ようやくそれをしてくれる作品が出てきたということで個人的にすごくうれしいです。これがあるとないとでは全然違うので、ラノベ3巻の壁を越えた作品はすべてあらすじとキャラ紹介をつけてほしいですね。2018/11/02