オーバーラップ文庫 ＩＳ“インフィニット・ストラトス”〈１１〉

弓弦 イズル【著】

オーバーラップ（2017/05発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 218p／高さ 15cm
• 商品コード 9784865542134
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

弓弦イズル［ユミズルイズル］

CHOCO［チョコ］

内容説明

イギリスで開発され、衛星軌道上に存在する対ＩＳ用高エネルギー収束砲術兵器『エクスカリバー』。亡国機業の攻略によりその制御下に置かれた『エクスカリバー』だったが、突如として暴走、軌道を離れはじめた。一方、クリスマス・イブが誕生日のセシリアは、とある理由から一夏とテーマパークでのデートを楽しんでいた。そこに降り注ぐ『エクスカリバー』からのレーザー攻撃―。さらに、ＢＴ３号機をまとったチェルシーが現れ、セシリアを挑発する。そして、代表候補生一同は特命を受け『エクスカリバー』破壊作戦を開始、一夏は成層圏へ向かうが…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[まりも]

一夏死す！な最新刊。何故か毎回買ってしまうISシリーズ。良くも悪くも期待通りというか、思ってた通りのクオリティでした。正直最早この作品に面白さを期待してはいないけど、それにしても今回は酷いですね。物語の展開もキャラの使い方も全てが雑で何故これを刊行してしまったのか疑いたくなるレベル。巻数を重ねるごとに適当になっている気がするけど、作者は最早この作品に愛がないんじゃなかろうか。なんか可哀想。

2017/06/05

[２匹のニャンコ世話担当]

セシリアがお気に入りなので、酷評が山ほどあるのを承知で読んだが、その通りにヒドイ書き方。場面場面の描写や各人の思いとかが吹き飛んでて、読んでて想像するもどこへ向かってんだ？と思う。序盤の潜入シーンやシャルの葛藤、中盤以降のバトルシーンも書き漏れでなく思考放棄？挙句はラストの箒の心中の描写は粗雑。「察しろ！」と言うのか。次巻読むのやめよかな。盛り上げるシーンの増幅を担当はアドバイスできないのだろうか。こういう遅筆で駄文多いから、身内からつつかれるんだろう。

2017/12/06

[わたー]

★☆☆☆☆新刊が出る度に、つい読んでしまうのだが、酷いという一言に尽きる。今回はセシリアの当番回ということで、序盤にセシリアとのデートシーンがあるのだが、他のヒロインたちが尾行して妨害するという、いつものワンパターンな展開。だが、全体を通して読むと、その部分がまだマシな部類だったことに気づいて戦慄を覚えた。前回までの、唐突過ぎてぶつ切り感がひどかったストーリーに拍車がかかり、物語の整合性すら彼方まで吹き飛ぶ始末。また、セシリアのメイドであるチェルシーと、もう一人の当番ヒロインとも言えるシャルの扱いが雑。

2017/05/24

[ナカショー]

内容薄いけど濃い。エクスカリバーやるならエクスカリバーだけで一冊にして欲しいし、シャルの父親との確執の話もシャルメインの単体で一冊の本にしてほしかった･･････。だけど、続きは気になるんだよなぁ。あと、あとがきはぶいぶい言わせてた時よりは遥かに良くなった気がするw

2017/06/05

[真白優樹]

クリスマスを舞台に、暴走した衛星兵器を破壊に向かう今巻。―――蒼穹を撃ち抜け、必滅の一発。初の宇宙戦となる今巻は亡国機業と一時的に手を組み宙を駆ける巻であり、シャルの想いが奇跡を引き起こし、一度倒れた一夏が新たな力に目覚め、救う為に宙を駆ける巻である。激化する戦い、新たに現れる謎、そして混迷する関係と新たな力。思い止まらぬ果て、待つのはどんな戦いか。一夏を救った純白のＩＳの正体とは。まだまだ謎は多く、戦いにも決着が着いていない中、目覚め往く力と想いは物語をどんな方向へと導くのか。 次巻も楽しみである。

2017/05/25