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出版社内容情報
ネコ光一[ネココウイチ]
Nardack[ナルダク]
内容説明
エリュシオンでの教育は順調に進み、弟子たちは目を見張る成長を遂げていた。新たな騒乱の最中、シリウスは更なる弟子たちの成長のため、手助けを“しない”ことを決意。シリウスが傍にいない中、エミリア、リース、レウスらは己の真の実力を突きつけられる―!!そして時は流れ、充実した学園生活も残りわずか。卒業を前にした生徒には課題が出される。シリウスに課せられた卒業の試練―それは最強のマジックマスター・学校長ロードヴェルとの公開対戦であった!!「貴方との勝負…お受けしましょう。無論、本気で行かせてもらいます」異世界式育成ミッション第4幕は、『学園編』クライマックス―そして卒業へ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツバサ
13
相変わらずの面白さで学園卒業。遂にタイトル通りに世界のあちこちで教師として旅をしていくんだろうか。次巻以降の展開が凄い楽しみです。2016/10/12
尚侍
9
とっても面白かった。学生時代だけで4巻を使うという贅沢な構成でしたが、主人公一行が強くなるまでの経緯をきちんと描き出すことで、その強さに説得力を与えることができるので、個人的には大歓迎の展開でした。本巻だけをとっても優れた構成で、前半で過去のいざこざの決着をつけた後で最後は戦うべき人と戦うという王道シナリオだったので、読んでいて楽しかったです。物語としてはいよいよ次巻からが本番となりますが、果たしてどのような舞台が用意されるのか、続刊が出るのが楽しみです。2016/10/04
真白優樹
7
学園に襲来する逆賊達を弟子達のみで始末させ、更に学園長との決闘を繰り広げる今巻。―――時に谷に突き落とし、時に自らの背中を見せる。革命を称する逆賊達を弟子達の鍛錬の道具に利用し自らは首謀者の排除に専念する。シリウス、やはり弟子の育成には容赦なく飴と鞭を見事に使い分け学園の偉い人達すらも虜にしながら学園にその名を轟かせる。彼等の足跡は、残した功績は学園の意識を変え、残る者達を成長させる。そしてシリウス達は卒業し新たなステージへ。誰も知らぬ、未知なる世界へ旅に出た彼らを待つものとは。 次巻も楽しみである。2016/09/26
sion
6
学校卒業!グレゴリの改革は失敗弟子達の育成経験の場所になった。相手が悪いよね。卒業試験はマジックマスター学園長との対決。とうとう学園中に実力を明かしました。レウスは剛剣ライオルや師匠であるシリウスを超えるポテンシャルを秘めているんですね。シリウスも先生として成長したように思いました。2017/04/18
石束鳳碩
6
人族至上主義のクソ貴族を一掃する学園革命騒動からシリウスVS学校長ロードヴェル、そして卒業までを描いた巻。自分一人でかたをつけられるのに弟子の成長のために裏方に徹する辺りは師匠として良く、それでいて学校長との一戦で公に最強っぷりも見せ付けるところがおもしろかった。学園を出てどんな旅をしていくのか楽しみ。2016/11/09