オーバーラップ文庫 現実主義勇者の王国再建記〈２〉

どぜう丸【著】

オーバーラップ（2016/09発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 317p／高さ 15cm
• 商品コード 9784865541489
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

どぜう丸［ドジョウマル］

冬ゆき［フユユキ］

内容説明

異世界に勇者として召喚されたソーマ・カズヤは、冒険に出ることなく、エルフリーデン王国の王として政務をとることに。元の世界での知識を用いて日々改革を推し進めていくソーマだったが、ついに反抗的な態度を崩さない陸軍大将ゲオルグ・カーマインとの対決のときを迎える。そこへ隣国・アミドニア公国の思惑も入り混じり、政局は戦局へと転換し―。「さあ、征伐を始めよう」果たしてソーマは、この戦争を無事に終息させることができるのか…！？早くもシリーズ絶好調の異世界内政ファンタジー、第２巻！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[岡本]

Kindle。血みどろの内戦が始まる事もなく、偽報に騙された隣国をあっさりと返り討ちに。歴史好きが高じて孫子を読んだからと言ってすぐに行動に移せるのは何とも。次巻は帝国の介入。どの様な形で王国が再建されていくのか。そして帝国の協定の落とし穴とは一体。

2024/07/17

[まりも]

異世界に勇者として召喚されたソーマが、国王として世界を変えていく物語の第二弾。ソーマが反抗的な態度を示すゲオルグ、カーマインとの対決に決着を付ける為に動き出す話。ソーマに対して反抗的な態度を崩さないゲオルグの真意や、敵国であるアドミニア公国との争いは様々な思惑が絡み合った事で、かなり読み応えのある展開となっていてとても面白かったです。次代へ繋げるのは王道やなぁ。ソーマの事を心配するリーシアやジュナの姿や、敵だったカルラの心情の変化等戦局以外でも見所が多かったのも中々良かった。新展開となる次巻も楽しみです。

2016/09/22

[よっち]

エルフリーデン王国の国王として日々改革を推し進めるソーマは、ついに反抗的な陸軍大将ゲオルグ・カーマインとの対決のときを迎え、それに乗じて隣国・アミドニア公国も動き出す第二弾。会談が決裂し、不穏分子を糾合して対決姿勢を鮮明するゲオルグの真意。復仇の機会を伺っていたアミドニア公国の侵攻。不器用な国を思う気持ちを汲んで覚悟を決めたソーマが次々と奇策を繰り出す大逆転劇は見事でしたけど、らしくなかった彼を支える仲間たちの存在もまた大きかったですね。窮地は脱したものの依然として難しい状況が続く次巻の展開が楽しみです。

2016/09/21

[dorimusi]

隣国アミドニア公国のヴァン占領まで。 １巻無料、２巻半額なのでここまでは読んでみた。続きは図書館かなー。読むにしても。なろうと思って読めばそれなりに面白いんだけど、Webじゃなくて本として金払って読むには挿絵があまりに微妙。萎える。

2022/01/15

[ナカショー]

異世界に召喚されたソーマが開始数ページで国王から王位を譲られて王様になる王国再建物語第2弾。前回で国の盤石がある程度固まったことにより、反抗的な態度をとる陸軍大将ゲオルグ･カーマインとの決着、そしてアドミニア公国との征伐などかなり読み応えがありました。何とかピンチは脱したけど依然としてまだまだ厳しい状況で、どうなるのか楽しみです。

2016/10/02