出版社内容情報
秤猿鬼［ハカリエンキ］
KeG［ケージ］
内容説明
類稀なる強さを誇るが、些か天然な骸骨騎士・アーク。精霊獣のポンタ、ダークエルフの美女戦士アリアン、獣耳忍者少女チヨメの３人＋１匹で異世界を“無自覚”に“世直し”してきた彼は、ついに己の肉体を取り戻そうと、解呪の泉への旅を始める。そして目的地に到着するも、なんとそこは…温泉！？まずは骨休めと、早速ポンタと共に嬉々としてダイブするが―その直後、予想だにしない事態に！！？一方、エルフ族との交易を目論むローデン王国第二王女・ユリアーナは、策謀を張り巡らせ覇権を狙う第一王子・セクトに相対する―！「小説家になろう」未掲載の書き下ろし特別編収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
寒っ！！
6
緩さがいい感じではあったけど、温泉回でその原因が分かったな。アリアンがアークをさらに気にするようになっており、今後も気になるな。正直、この本には大きなテーマは何も期待していないので、ある意味、日常系に近い感じでいいと思う。2022/09/19
イーダ
4
やっとアークの姿が見れたと思ったらなんとヒト族では無かった？それでも住まいが見つけられただけでも良しとしましょう。獣人族の移住やら王国の覇権争いやら、そちらも面白そうだけど、トマトの為に本籍を決めたりあまつさえ隣の大陸まで行きたがるのってどうなのよ？そかし、掃除や料理など、アーク様意外と女子力高いですな。2017/11/25
zaku0087
2
呪いを解くために山奥の泉に向かい竜と知遇を得る。以上、みたいな展開。おまけで獣人族の新天地開拓の手伝いをする。温泉でまったりするため、そこに定住する。地底湖を発見する。などもあるのだが、今回は世直しはなしで、いよいよ南の大陸へトマトを買いに行くことに。なんとも間抜けな展開という気もするが、意外と読めるのは文章が上手いせいだろうか。骸骨に惚れるエルフという設定はちょっと無理があるような気もするが、どこかの豹頭の超人もモテていたしなあ。美人は結構、ゲテモノ好き？なのかもしれない。2025/06/24
ぎゃばん
2
とても面白かった！アークの振舞いは読んでいて飽きないし、クスッと笑えてしまう。裏で色々な勢力が動いていくんだけど、どうアークと絡んでいくのかを思うだけで、楽しくなる。アークがこの世界にきたのも何か秘密がありそうだし。次巻も楽しみだ！2016/09/13
susantoissyo
1
呪いを解く泉は温泉だった。しかし一時的なもの。アーク自身は人族と思っていたが違うよう。その外見にアリアンは意識している。王族の二人もにらみ合いのまま。2023/07/30
