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内容説明
龍人のインルーに襲われた八鍵水明と朽葉初美。インルーの目的は諸国から勇者をさらうこと。転移前の世界での知識をもとに立ち向かう水明だったが、一筋縄ではいかず苦戦を強いられてしまい―。かたや黎二たちは、かつての勇者が使ったという伝説の武具・サクラメントを入手する。その武器はどうやら黎二たちのいた世界の神秘が鍵となるようで…！？解き明かそうとした瞬間、サクラメントを狙った魔将・イルザールに襲われてしまう。窮地に陥る一行を救うため、瑞樹は自らの潜在能力を解放する―！！異世界魔法と現代魔術が交錯する異世界ファンタジー、睡臥より覚める第６巻！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
27
現代魔法の使い手が異世界で無双する物語の6冊目。龍人インルーと水明が激突するところから始まる話。水明と黎二たちがいた世界の神秘が鍵となる伝説の武具の登場や、第三勢力が本格的に介入を始めたりと物語がいい感じに盛り上がってきましたね。激戦に次ぐ激戦といった感じだったので、今回は読み応えも充分あり楽しませてもらいました。水明ハーレムも拡大しとるし、何よりもリリアナが可愛らしすぎて萌える。瑞樹に乗り移った謎の人格、水面下で動く普遍の使徒の目的と気になる事は多いし、次巻も期待してます。2016/02/26
よっち
23
勇者・初美をさらおおうとする龍人のインルーに襲われ苦戦する水明。一方黎二たちはかつての勇者が使ったという伝説の武具・サクラメントを求め、魔将・イルザールに襲われる第六弾。召喚された勇者の存在とそれをさらおうとする襲撃者たち。彼らの目的には向こうの世界との関わりが示唆されていましたけど、戦う相手としては魔族よりも強力な存在なだけに、今後どう絡んでくるか気になるところ。記憶を取り戻した初美含めた三つ巴と相変わらず鈍い水明には苦笑いでしたが、黎二の方も違う意味で大変なことになっていて、今後の展開が楽しみですね。2016/02/24
まるぼろ
14
今巻も挿絵が無かったですが、もう慣れた感が…ｗ 異世界な筈の世界に何故か魔術ばかりか｢魔術師・水明｣の事すらも知っている人物まで現れ始めた今巻ですが、相も変わらず面白かったです。魔族より遥かに強い勢力が水明達の敵に回って、ちょっと強さのインフレが起きている感はありますが、その分バトル面が派手になってきて読んでいて爽快感がありました。で、確かに今巻黎二も少し活躍はしてますが、取り憑かれて覚醒しちゃった人だの過去の記憶を取り戻した別の勇者だのが居たので活躍感が…ｗ 物語が大きく動き出しそうで次巻も期待です。2016/03/06
尚侍
5
ものすごく面白かった。相変わらず厨二全開の作品ですが、きちんとそれに対する説明やフォローがされていることもあって、読んでいて嫌味に感じず作品に引き込まれていくのが実にいいですね。主人公が強いながらも苦労するのが良く、自分の実力をわきまえた上で様々に対処する様子は読んでいて気持ちよかったです。その一方でかなり話が広がりつつあるので、雰囲気を壊さず収拾つけられるのかが不安なところではありますが、そのあたりは作者の力量に期待したいですね。しばらく積んでいたのですが、なにはともあれ続刊が出たので一安心しました。2017/01/06
一条梓（アンフィトリテ）
4
滋賀県守山市立図書館から。6巻目。再読。2023/09/05
