オーバーラップ文庫 落ちこぼれ剣姫と闘神学院の教官

諸星 崇【著】

オーバーラップ（2015/04発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 253p／高さ 15cm
• 商品コード 9784865540420
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

「ア、ア、アンタの前で脱ぐとかバッカじゃないの！？」ランブレイス闘神学院は“聖剣装束”を装着して戦う“剣姫”を養成する学園である。生徒たちは最強の称号“闘神剣姫”の座を目指し、修行を続けていた。かつて闘神を打倒したと言われる秘剣の継承者シズマは、恩人のため、教官として学院を訪れる。ところが赴任早々、落ちこぼれの剣姫候補生リノア暴走を止めるため行った“聖剣装束”の封印に失敗してしまう。封印解除にはリノアとシズマの接触が必要で、シズマは責任を取るため、リノアの指導教官になる。才能を秘めた少女と秘剣の継承者が出会い、剣姫の誕生物語が開幕する！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[まりも]

剣姫を養成するランブレイス闘神学園に教官として赴任したシズマが落ちこぼれの剣姫候補生リノアの指導教官になる事で始まる物語。良くも悪くも最近よくあるタイプの作品でした。展開も予想通りと言うか全体的に意外性が全くないせいで面白みに欠けるのが残念ですね。手堅く纏まってはいるんだけどそれだけって感じがしました。またリノアの力を解放させるための手段にエロ要素を入れたのは良いけど、肝心のそのシーンに挿絵が無いので必要性も感じれなかった。これなら前作の方が良かったかなぁ。次巻は多分買わないかも。

2015/04/25

[よっち]

剣姫を養成するランブレイス闘神学園で、誤って問題児の剣姫候補生リノアの聖剣装束を封印してしまった教官実習生シズマが、指導教官として彼女を成長させていく物語。基礎ができていなかったり、含むところのある教官に偏見を持たれていたりでポテンシャルを発揮できていなかったリノアが、実力者アルテナとの対戦やシズマの指導を経て成長していく大筋のストーリー自体はわりと良かったんですが、著者曰くカワイイ女の子がカワイイ服着て戦う姿を書きたかった作品に口絵以外一枚も挿絵がないのは謎。続き出たら考えたいですが、どうなりますかね。

2015/04/25

[晦夢]

剣姫を育てる学園に教官として訪れた主人公が問題児の指導教官となり、共に歩み出す。教官モノなんだが、ダメなタイプ。教え子が天才だけど素行が悪く教師から評価されず努力をしようとしないという……。元から強さがある分教官モノとしての魅力が半減した印象。それに1巻から挿絵なしとかどうした。

2015/04/27

[ツバサ]

意外と面白かった。落ちこぼれっていうか、教官がクズだったから力を発揮出来なかっただけ。やれば出来る子だった。可愛い装備が魅力なのに押絵0枚は駄目でしょ。何があったし。

2015/05/07

[石束鳳碩]

ライトノベルの楽しみの一つである挿絵がない(カラー口絵のみ)ってので評価が激減した作品。初刊でこれは内容うんぬんを置いといてちょっと次買う気にはなれないですねぇ…。実力はあるも不当な評価で落ちこぼれ扱いされている少女の教官をすることになったヒロイン育成モノ。意図せずヒロインの力を封印してしまいその解放は肌と肌を合わせないといけないエロ要素があるものの前述の通り挿絵がないのでつまらん。教師陣が腐敗しきってるので不快。隠された才能を開花させるタイプの作品ではないので思っていたのと違い順当すぎておもしろみが薄い

2015/04/24