出版社内容情報
子どもたちへワクワクの冒険ファンタジー
シリーズ累計110万部の「わんぱくだん」最新作
わんぱくだんの3人が迷い込んだのは、決して春が来ることのない森。
でも、オオカミ達の間には、「ハルヨビヒメ」という花を見つけたら春が来るという言い伝えがありました。わんぱくだんとオオカミの子カムイは、「ハルヨビヒメ」を探しに出かけますが…
春が待ち遠しい季節に読みたい、好奇心と勇気と優しい心を持った「わんぱくだん」のお話です。
担当編集者より
今回の舞台は、マンモスやオオカミが生きていた太古の時代の森です。なじみが薄いかもしれませんが、毛並みまで一筆ずつ繊細に描かれた生き物たちは存在感にあふれています。太古の時代に思いを馳せてお楽しみください。
内容説明
さむいふゆのあるひ。ふかいもりにまよいこんだわんぱくだんのさんにんが、ふぶきのなかであったのはこどものおおかみ、カムイでした。おおかみたちにたのまれて、もりにはるをよぶための『ハルヨビヒメ』というはなをさがしにいくことになりますが…。
著者等紹介
ゆきのゆみこ[ユキノユミコ]
武蔵野市生まれ
上野与志[ウエノヨシ]
1972年中央大学文学部卒業。日本児童文芸家協会会員
末崎茂樹[スエザキシゲキ]
1948年大阪生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がらくたどん
52
「ひとりだったら、けん・ひろし・くみ。さんにんそろえばわんぱくだん」何冊出たのか数えるのも大変なロングセラーシリーズの最新刊。やっとちびっ子読者の貸し出しが落ち着いたのでおばちゃんもじっくり手に取りました♪ナント今回は木枯らしの林を散策中の彼らに「おおかみもり」のご招待。「おおかみなんていないはず」「でも、おもしろそう」うんうん、このノリ。今は「危ない」って禁止されがちな冒険だけど絵本の中ならね!表紙でがっつり種明かしされている安心感も嬉しいね。春の気配は春霞とともに。覗き見ニャンコも不思議そうだね~♪2025/04/09
どあら
27
図書館で借りて読了。このシリーズもよく続いていますね❗️ 日本では絶滅してしまった狼ですが、この絵本では幸せそうです💕2025/05/22
てぃうり
5
ロングセラーシリーズ。新刊を読まずにはいられない。オオカミにはロマンがある。2025/03/23
遠い日
3
シリーズ27。春が来ないと嘆くおおかみ森のおおかみたち。わんぱく団の3人は、出会ったおおかみの子カムイと共に「ハルヨビヒメ」という花を探すことになる。その花がないと春が来ないというのです。今回はいつもよりファンタジー色が濃かったように感じます。春、待ち遠しいですね。2025/02/24
しい
3
安定のシリーズ2025/02/08