出版社内容情報
プラスチック製品はどうやってできたの? どうして増えたの? 何がいけないの? とても便利だけど自然環境を汚染しているプラスチックを興味深く紹介。今、私たちが何をしたらいいかを考えていきます。美しい自然や生き物が大好きな子供たちにおくる絵本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみきーにゃ
81
《図書館》プラスチックについての問題提起の絵本。大人も十二分に考えさせられる内容。2020/09/25
yomineko@猫と共に生きる
70
ネットでプラ成分が入ったアイスクリームが開発されたのを見たけど食べたくない!!!食べるのに勇気が必要。20世紀初頭に発明されたプラスチックは画期的だが生分解不可能という欠点を持つ。便利さの裏側には危険性。表裏一体。2050年には海洋に魚よりプラスチックが多くなるらしい。恐ろしい。。。こんな地球に誰がした・・・みんながした・・・😢😢😢人間以外の動植物にいくら謝っても謝り足りないほど申し訳なく思う・・・2023/10/13
ヒラP@ehon.gohon
37
廃棄されたプラスチックゴミが地球を蝕んでいく様を、視覚的にリアルに伝えています。 ひょっとしたら、すでに自分がマイクロプラスチックを口にしているかもしれないという怖さと、間違いなく堆積されていくプラスチックゴミの塊が、食生活の中で命の問題に関わっていくことの将来を、今更ながらに痛感しました。 地球のために今自分ができること、自分がしなくてはいけないこと、無視してはいけないことを教えられました。 わかりやすい説明だけに、インパクトが強い絵本です。2022/04/29
たまきら
35
読み友さんの感想を読んで。200年足らずの間に地球を覆いつくしてしまう勢いのプラスチック。なるべく使わないために何ができるか、挑戦は小さい時から始めればゲームだもの、きっとうまくいくはず。…冷凍ご飯はさらしでつつむようになったし、蓋つきのタッパーウェアを利用しているので我が家のラップは娘が保育園の時に買ったもの。小さいことだけどゲーム感覚で続けていきたいです。2023/11/17
chiaki
33
コロナ禍、衛生的との理由で揺らぐ脱プラ。気付けば身の回りに溢れかえるプラスチック製品。その長所も踏まえつつ、今、プラスチックの何が問題となっているのかについて分かりやすく描かれています。自然に還らないプラスチックは、海洋プラスチック問題を引き起こし、食物連鎖の一部になる。代替素材の開発やリデュース・リユース・リサイクルは、人類に課せられた責務だ。地球がプラスチックアースにならないために、個々人で出来ることは何か、考えさせられる1冊。色づかいも鮮やか、絵も大きいので読み聞かせにも向いてる!2020/08/29