出版社内容情報
人間を驚かそうとする二人の怖がりおばけ。列車で町に着くとおばけがいっぱいで。ハロウィンがいっそう楽しくなる絵本ハロウィンがいっそう楽しくなる絵本。人間を驚かしたい二人のおばけは狼男やドラキュラにおびえる怖がりおばけ。人間が乗車する列車で驚かそうとするが、不思議と誰も驚かない。町に到着すると、おばけに仮装した人間であふれていて。二人のおばけがハロウィンのお祭りに遭遇するコミカルホラーなお話。
しのだこうへい[シノダコウヘイ]
著・文・その他/イラスト
内容説明
じごくのはずれのえきにやってきたのは、ぬのおばけとほねおばけ。ふたりは、にんげんをおどかしにいこうとれっしゃをまっているのですが…ゴトンゴトンゴトンゴトンやってきたのは、どんなれっしゃ?ハロウィンにぴったりのおばけの絵本。
著者等紹介
しのだこうへい[シノダコウヘイ]
本名、篠田鉱平。1975年、名古屋市生まれ。千葉大学工学部工業意匠科卒業。イラストレーターとして、子ども向け書籍の挿絵や漫画、商業施設の装飾イラストやポスター制作等を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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annzuhime
28
去年図書館で借りて私も娘も気に入っていたので、今年は購入しました。おばけたちが人間をおどかしに行くために、列車を待ちます。やってくる列車はおおかみおとこや吸血鬼などのそれぞれの特徴を活かした列車ばかり。5歳の長女も3歳の次女も笑って見ていました。最後にはおばけれっしゃの歌があって、QRコードを読み込むと曲を聴くことができます。読んだ後に子どもと一緒に歌うのも楽しいです。2019/09/30
喪中の雨巫女。
9
《本屋》お化け列車が、あんなに走ってたのは、ハロウィンのため。日本も、ハロウィンが盛んになってきたから、本物が、隣にいても気がつかないかも。2018/09/28
のりたまご
7
電車好きの長男に読み聞かせ。おばけが出てくる本なのに絵がかわいいせいか、全然怖くない。人間をビックリさせに行こうと、駅のホームで電車を待つぬのおばけとほねおばけ。オオカミ男列車に火の車列車、吸血鬼の寝台列車に透明な幽霊列車(楽しすぎる!)。でもおのおの事情があって乗ることができない。最後にやってきたのは人間の列車。巻末の「おばけれっしゃ」の歌も歌うと、さらに楽しい。2021/06/29
くすみ
6
長男の中でヒット。人間を驚かしに電車に乗ろうとするお化けたち…どこかぬけている彼らなので人間を驚かそうとする場面もちっとも怖くない。巻末の歌も作中の雰囲気そのままでちっとも怖くない!【4歳3ヶ月/】2019/03/09
noko
3
図書館でまた借りてきた。我が子この本好きだな〜。かわいいお化けの二人が、人間を脅かしに出かけようとするが、骨をかじられそうになるオオカミ列車だったり、吸血鬼の棺桶列車だったりして、なかなか乗れない。最後は脅かしに行ったはずの二人が、全然違う結果になるお話です。幼児を相手に読んでいて、丁度良い長さと語彙量でした。2020/01/26