感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
江口 浩平@教育委員会
17
【教育】尊敬している教頭先生から2025年ベストブックの1つと言われ、手に取った一冊。鳥羽和久先生に救われたこどもやその保護者は多いだろうなと思えるくらい、真摯に向き合い言葉をかける姿勢に心を打たれた。こどものためを思って周りの大人がかける言葉の一つひとつが、結局こどもの逃げ場を奪い、追い詰めてしまっていることはないだろうか。優しい言葉、配慮を感じさせる言葉はこどもに受け入れることを突きつけていないだろうか。そういうことを考えさせられた。2026/01/01
柊子
10
「二分の一の成人式という不毛」息子の頃にもあった。親や家族に感謝の手紙を書いて発表する……。学校は「感謝すること」を教えるが、それは押しつけに近いかも。著者の言うように、「子供は親に感謝しないから尊い」という解釈は、ある意味正しいと思う。産んだ以上、愛情を持って育てるのは当たり前だものね。そういえば、卒業式の頃「感謝の気持ちを送る会」というのもあった。親、担任、保健の先生、給食調理の人たち……誰かに感謝のメッセージを書き、一人ずつ体育館のステージで発表するというもの。これも押しつけに近いかも。 2025/11/22
せっかちーぬ
9
鳥羽先生の思うところ色々。分かる部分もあり、哲学的すぎてわからない部分もあり、そりゃ公教育じゃ無理だわと思うところもあり、色々。でも生徒を見つめる眼差しは共通してる。それぞれで頑張りましょう。何か子どもに不都合があったら教えてください、って伝えたい気持ちになって読了いたしました。2025/12/18
coldsurgeon
8
「やさしさ」とか「配慮」という言葉は、柔らかそうな響きを持つが、ひょっとして鋭利な刃かもしれない。我が家を見つめ、子どもやその子供(孫)の日々の成長を目にすると、どのように接しようか、時々悩む。一人の立派な(?)大人として、範を示すべきかと思うこともある。でも、いい加減に生きていても、なんとかなるという姿を見せるのも、いいのだと教えられる。「良い親」の唯一の定義は、子どもの人生を邪魔しない人だ。人生を楽しむコツは「よいこと」を大切に後まで取っておかないこと!2025/12/19
しじみのさしみ
3
表紙の大あくび、見ごたえある! 子供の世界って大人と全然違うよなあ、ということは感じていたが「大人は経験をもとに話すが、10歳前後までの子供は理性と別に動く」というようなことが書いてあって、それもある、とハッとした。「子供との相性」について「好きはあるけど、嫌いはない」と書かれていて、大人だなと思った。BTSの話がたまにでてくるけど、そこは少し熱を帯びててたのしくなる。2025/10/28




