目次
序章 惜しまれたその死
1 非凡な留萌の青少年期
2 東京時代―ペンキ屋修業で学んだこと
3 留萌時代―闘病と生活苦の中で彫刀を握る
4 釧路時代―市民の助けで活躍の機会を得る
5 再婚と摺師の無言の教え
6 肉体の衰弱と苦悶の日々
7 精力的な創作活動と初個展の成功
8 一流版画家として認められる
9 札幌時代―逆境を乗り越え新たな活躍
10 別離と新たな出会い
11 感動、感涙に包まれた母校での講演
終章 遺作展が伝えるもの
著者等紹介
森山祐吾[モリヤマユウゴ]
北海道史研究家・ノンフィクション作家。1940年北海道オホーツク管内雄武町生まれ。中央大学卒。民間会社定年後、北海道史の研究を進める中で、時代に翻弄されながらも強い信念をもって生き抜いた人々や、意外な史実が多いことに気づく。以来、これら埋もれた歴史に光を当て、私塾「北の歴史塾」の講座や各所の講演を通して語り伝えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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