内容説明
カラフルで、かわいくて、おいしいきのこ。森のなかでは、いつでも、どこでも、好きな場所から顔を出す、ちょっと気まぐれな生きもの。名前は知っていても、まだわからないこともたくさんある、きのこの世界をのぞいていみよう!
目次
きのこの体のつくりと名前
どのきのこ、食べたことある?
やってみよう!きのこの実験
きのこってどんな生きもの?
きのこの一生とは?
きのこは何色?
きのこはどこにいる?
どこでもきのこ!
落ち葉の下のきのこの正体は?
きのこを楽しむ
干支ときのこ
森のきのこの役割とは?
温暖化ときのこ
きのこの胞子が雨を降らせる!?
この本に出てくるきのこ
あやしく光る夜のきのこ
著者等紹介
保坂健太郎[ホサカケンタロウ]
国立科学博物館植物研究部菌類・藻類研究グループ、研究主幹。アメリカのオレゴン州立大学で博士号を取得し、シカゴのフィールド博物館で博士研究員を務める。2008年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
モリー
73
何?「きのこの胞子が雨を降らせる!?」ですって。本格的な研究はこれからだそうですが、「きのこがいるから雨が降るという可能性が、最近の研究から明らかにされるつある」そうです。傘のような恰好をしているけど、雨を降らしてるのは君たちだったのか?今後の研究の進展に大いに期待したいです。2021/07/06
やま
10
雨の季節、きのこ達も元気になる季節ですね。森の小さな生きもの紀行の2巻目です。写真がきれいなので見るだけでも楽しいです。きのこの見つけ方、見方が分かりやすく書かれています。きのこを見るのが楽しみになる1冊。2021/06/29
ホリー
1
写真が見事。色、食べたことあるかどうか、いろんな視点から紹介。 わかるかな?のキノコ探しはよーく見ないとわからない!難しい!2021/10/06
kokotwin
0
きのこについて、いろんな角度から書かれていて面白い。自宅でできそうな実験もあったり。きのこ探しもあったり。あめや温暖化に関することもあったり。2021/10/27