内容説明
2016年夏、相模原市にある施設「津久井やまゆり園」で多数の障害者が殺傷される事件が起きた。障害のある人たちは、事件に怒り、そして、殺されていたのは自分だったかもしれない、自分もいつ殺されるかもしれないとおびえた。だから、障害者は、障害者が生きている現実を知ってほしい。知ることからしか偏見や差別をなくすことはできないし障害者を分けない社会こそが、再びやまゆり園事件を生まない社会の土壌となるからだ。本書は、いきいきと生きる障害者の現実を知らせるために、障害者や難病の人、親、支援者の21人が、障害について、介護について、人生について、生活について、仕事について、やまゆり園事件について、執筆したものである。
目次
施設から地域へ
地域で生きる
難病・重度障害と生きる
運動のなかに光をみいだす
差別とたたかう
地域生活を支える
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感想・レビュー
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