目次
上篇 「道」の章(あらゆる分離が、「現実」という名の幻想を生む;人の数だけ世界がある;価値があるから、欲が出る;空間(からっぽ)に、愛と命が満ちている
生と死の向こうに ほか)
下編 「徳」の章(「モラル」という名のイミテーション;すべては「基盤」が支えている;タオの原理は「原点回帰」;あまのじゃくの世界;「僕」の秘密 ほか)
著者等紹介
黒澤一樹[クロサワイツキ]
1973年、北海道生まれ。グラフィックデザイナーを経て、広告代理店に入社。広告クリエイターとして上り調子にある最中、うつ症状の一種である記憶障害を患う。闘病中、どこからともなく湧き上がる哲学的なインスピレーションと対峙。その体験を「雲黒斎」の筆名で綴ったブログは書籍化(『あの世に聞いた、この世のしくみ』サンマーク出版)され、15万部を超えるベストセラーとなる。現在は独立し、宗教や哲学、スピリチュアルを土台としたユーモア溢れる人生哲学を、執筆や音声配信、トークライブなどで展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かず
21
★★Audible。2017/10/28
キャラメルベイベー@道北民
14
老子は小国寡民とか無為自然ぐらいしか知らなかったけれど、今の自分に意義深い内容だったなと。もう少し掘り下げていろいろ読んでみたいです。2018/03/15
yuna☆
11
道(タオ)とは、何ぞや。。。自分が、この世界を私と私以外のもの達と境界を分けている限り、どうしたって私の解釈を通してしか、私と私以外のもの(他人や世界)を見ることができないのだろうと思う。あるがままに受け入れるとはいうが、自我がある限り(解釈する限り)あるがままに受け入れるのは難しいように思う。不要な解釈を剥ぎ取り近づく事はできても。。。でも、その事を自覚するということが、生きていく中で大事なのだなと思う(これも私の解釈だけれど)。そして、今までなんだかんだ色々と考えまくってきた挙句、一周して、→2018/01/20
7a
4
又借り。老師道徳経を現代風に訳したもの。道(タオ)は定義や価値基準に則ったものでないということだが、そうすると意訳された文章は道ではなくなってしまう。訳者の解釈が入るから。ていうかそもそも言葉に表すことすらできないのではないか。だって言葉は定義そのものだもの。というわけで深く考えると混乱する。でもそんな気持ちも道に反する(笑)個々の存在に境界はなく命は繋がっていて、命の中に人がある、というのが面白い。だから自分が死んでも命は終わらない。2017/03/15
cc.t
2
老子を初めて読んだが、東洋哲学も他の本も、宇宙の法則とか真理とか言っていることは同じだから、色んな視点から、みな人類は宇宙のことを知っているんだなと思った。2018/06/02