内容説明
すべての作品は必ず終わります。多くは読者や視聴者を納得させ、感動させますが、なかには「どうして?」と思ってしまう作品も少なくありません。原作とはまったく違う酷い展開のドラマ、主人公たちが全滅してしまうアニメ、作者が打ち切りに抵抗してあがきまくったマンガ…。本書は、かつて見たマンガやアニメ、ドラマ、ゲームなどの最終回から、わたしたちの心に大きな傷を残した作品や、あまりの酷さゆえ印象に残ったものだけを厳選して年代順にまとめたものです。ラストであ然とさせられたあの名作、珍作、改作の数々をお楽しみください。
目次
1 2010年代以降(鬼滅の刃 物語の100年後を描いた最終話は必要か蛇足か;今際の国のアリス 命がけのデスゲームは主人公の臨死体験?夢オチですか? ほか)
2 2000年代(いつか降る雪 「やっぱり神様なんていなかったね」;チェリー 名家のお嬢様と駆け落ち!→そのお嬢様は妄想の存在でした ほか)
3 1990年代(疾風伝説 特攻の拓 暴走族が全面戦争!→急にエヴァ風のラスト;ダブルキャスト プレステ史上最凶の残虐トラウマゲーム ほか)
4 1980年代(ネオ・ファウスト 緊迫の場面で作者が胃がんでお亡くなりに;空のキャンバス 大技を決めた主人公が立ったまま命を落とす悲劇すぎるラスト ほか)
5 1970年代以前(エコエコアザラク 主人公が全く活躍しない有名ホラー漫画の不可解な最終回;キャプテンウルトラ ワケがわからなすぎて怖い60年代特撮番組 ほか)