内容説明
実際に起きた事件や事故をベースにした映画と、作品の題材となった史実の顛末を辿った1冊。映画と現実はどこが違うのか。劇中で描かれなかった本当の動機、犯行の詳細、事件関係者の知られざる過去とその後。事件が映画に、映画が事件に及ぼした予期せぬ影響。
目次
巻頭グラビア(スリー・ビルボード―キャシー・ペイジ殺害事件;運び屋―老人レオ・シャープがメキシコ麻薬カルテルの手下になった理由 ほか)
第1章 衝撃(モリーズ・ゲーム―伝説の違法ポーカー屋オーナー、モリー・ブルームの逆転人生;リング―千里眼事件の真偽と顛末 ほか)
第2章 歴史の闇(タクシー運転手―約束は海を越えて 光州事件に遭遇したタクシードライバーの映画とは違う素顔;1987、ある闘いの真実―ソウル大学生拷問致死事件 ほか)
第3章 凶悪(クリーブランド監禁事件―少女たちの悲鳴 米クリーブランド3少女拉致監禁事件;犯罪都市―ソウル警察 中国マフィア掃討作戦 ほか)
第4章 震撼(エミリー・ローズ―アンネリーゼ・ミシェル悪魔憑依事件;八日目の蝉―日野OL不倫放火殺人事件 ほか)
第5章 戦争の悪夢(ヒトラーと戦った22日間―ソビボル絶滅収容所 ユダヤ人大脱走事件;ちいさな独裁者―エムスラントの処刑人、ヴィリー・ヘロルト ほか)