内容説明
原作とはまったく違った酷い展開のドラマ、主人公たちが全滅してしまうアニメ、作者が打ち切りに抵抗してあがきまくったマンガ…。本書は、かつて読んだマンガやアニメ、ドラマ、ゲームなどの最終回から、わたしたちの心に大きな傷を残した作品や、あまりの酷さで逆に心に残ったものだけを厳選して年代別にまとめたものです。
目次
1 60~70年代編(「どろろ」―あの名作も打ち切りでハンパに終わりました;「8マン」―作者逮捕でアシスタントが最終回を緊急で代筆 ほか)
2 80年代編(「宇宙戦士バルディオス」―地球滅亡を主人公が見守るだけの鬱エンド;「警視庁殺人課」―全員殉職で終わるまさかの刑事ドラマ ほか)
3 90年代編(「幽☆遊☆白書」―人気の絶頂期で作者のやる気が無くなりました;「20世紀少年」―最終回でついに黒幕の正体が判明!→誰それ? ほか)
4 00年代編(「ウルトラマンコスモス」―主演俳優の逮捕で最終回が総集編に;「魔法先生ネギま!」―ヒロインが火葬にされる前代未聞のラブコメ ほか)
5 10年代編(「LOST」―山積みの謎は謎のまま。もしかして夢オチ?;「孔雀王 曲神紀」―作者が別の漫画を描きたくなって急に終了 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
niz001
3
出先で手持ちの本が切れたので購入。雑な作り。マニアックなものも混じってるのは2冊目だからか。夢オチと手塚治虫多いな。2019/05/08
直人
0
実は『どろろ』は打ち切りにあっていた──とか,そういうムック本。 「へえ」と思うところもあるんだが,本当に調べてる?というところがなきにしもあらず。 たとえば『スケバン刑事』は第一部と第二部があって,そのそれぞれにエンディングがあるんだが,第二部と斉藤由貴のドラマ版を較べても意味がないというのは,和田ファンにとっては公然の事実なんだと思うんだがな。2019/05/23